【感想・ネタバレ】あなたの隣のモンスター社員のレビュー

あらすじ

本当にあったモンスター社員の事件簿

削除されたメール、巧妙なアリバイ作り、ネットでの誹謗中傷。

一見「いい人」がある日、本性を現す──
たった一人のモンスターが組織を破壊してしまうことも……

平気で嘘をつく。
被害者を装い、同僚を陥れる。
見事な演技力で周囲を翻弄し、職場の人間関係をクラッシュさせる。
良心や倫理観が欠損し、その場かぎりの言い訳を積み重ねる。
自己愛が肥大し、虚言や自慢話ばかりまき散らす。
すぐに「損害賠償を請求する」と会社を脅す。
ネットに会社や上司の悪口を書き込み、「ブラック会社」と罵る。
周囲から見えづらい巧妙なパワハラで同僚をノイローゼにする──

社労士である著者のもとには、近年「モンスター社員」の相談が急増している。
モンスター社員は、単なる「問題社員」とはまったく違う。
その理解しがたい心理や行動はまさに「モンスター」だ。

ファイルNO.1 見事な演技力で同僚をセクハラ加害者に仕立て上げた清楚な女性社員
ファイルNO・2 「路上駐車はいけないと教えない会社が悪い」慰謝料を要求する社員
など、著者が実際に遭遇してきたモンスターの実態と素顔に迫る。

◆ほとんどのモンスターは第一印象がいい?
◆モンスターの仮面の下
◆理解不能に見えるモンスターの心理とは?
◆タイプ別モンスター撃退法
◆モンスターの見分け方と履歴書・面接のポイント
◆モンスターを採用してしまったら?

一見ふつうの人にしか見えないモンスターたちは何を考えているのか?
モンスターを生まない会社つくりへの現場からの緊急提言。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

社労士の著者が扱ったモンスター社員の実態と心理などを解説した新書。

1章は、モンスター社員の実態5事例の紹介。
2章は、その特徴をA~E5例に分類しての紹介。
3章は、心理・環境・生育歴に焦点を当てての解説。
4章は、採用時の見分け方の具体的な方法の解説。
5章は、採用してしまった後の対処法の解説
6章は、モンスター社員を生み出す職場環境等の問題点の指摘。

1章の実態紹介で新書のほぼ半分の紙面を費やしている


日本の会社は従業員が慣れ合ってしまい、慣習が就業規則等よりも職場のルールになっていることが多い。しかし、常識とは同じ業界でも会社によって、時代によっても異なることを意識することが大切である。また、ルールの徹底のためには、必要な懲戒等を行うことは、むしろ上司の仕事の1つであることを学んだ。

労働関係法を知らない人が世の中多いのだろうと感じた。それを逆にモンスター社員につかれることが多いのだろうとも思った。

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2016年05月11日

Posted by ブクログ

文字通り、モンスター社員について社労士の立場から取り上げたい一冊。

社労士なので会社側からの立場になるのは致し方ないものの、一歩間違えれば誰しもモンスター社員になる可能性があると感じた。

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2016年02月21日

Posted by ブクログ

ありがたいことに、職場にはこのような方はいませんが、逆に自分がそうではないかと思ってみたり。。。外部からの問い合わせ等で、似たような印象の方もいたりと。。。モンスターは、どこにでもいるかも。

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2017年07月19日

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