あらすじ
よりよい人間関係を築くための第一歩は「聞く」ことから。あなたも今日から聞き上手。ここが違う!「聞き方」の極意。
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Posted by ブクログ
「聞き上手は話さない」
これが一番刺さった言葉かなぁ。
私は聞いているとき、想像以上に「次はなんて話そうかな」「それは違うよな」とかを考えている。そしてその間は、相手の話をきちんと聞けていないことがある。
まずは相手の話を聞く。何か言いたくなったり、頭に浮かんだりしたときは、それをいったん脇においておく。
「なにか話さないと、存在感示せないよなぁ」とか考えない。何か良いことを言おうとしない。ただ聞く。
すごいシンプルなんだけど、これが難しい。日々練習したいと思う。
Posted by ブクログ
聞く技術を身につけ、人間関係の維持向上に努めるべく手に取った一冊。
コミュニケーション本は数あれど、私的には聞く一本に絞ったここまでの分量のものは初見。
まずマインド、とにかく相手のために話を聞く。これに尽きる。
この他、テクニック論はわたし的には話を聞くためにやってたこともNGリスト入りしていて目から鱗。
逆に使うと、聞かない技術にもなる。両面的に活用したい。
やるべきこと。
相手の話を素直に受容する。
話の中身や動機に興味を持って教わろうとして聞く。
LISTENする。
長い前置きを受け止める。(相手の準備と認識した)
話の種の小道具はあってもよい。
やりがちNG。
うっかり余計なこと(助言や自分の話)をいう。
評論する。
ASKする。(極論、理解は不要)
余計な言い訳、余計な説明をする。
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Q.聞き上手の具体的な技術は?
A.人間関係は相互理解から成り立ち、相手理解は聞くことからしか生まれない
聞き上手は自分から話さず、相づちを種類豊かにタイミングよく打つ
自分のこと、聞かれたことしか話さない
聞かれたらオウム返しで相手に聞く
共感とは相手の気持ちで話を聞くこと
素直に聞き、素直に答える
しっかり聞いていると、質問なのか、聞いてほしいだけなのか区別できる
「相手の話は相手のこと」
自分の立場を主張せず、相手の気持ちになって、しかも相手と自分を混合しないこと
相手が感情を出したときは、こちらは説明をやめ、相手の感情を受け止めていく
「揺るがず、逃げず、小さなことにこだわらず」はリーダーや受け入れ側に大切な要素
Posted by ブクログ
今までの自分は話しすぎっすねって反省したなう。p66「あなたが聞き手をつづけていこうと思うなら、話し手の質問には話し手の立場に立って答えないといけないのです。聞かれたことに、あなたの立場から答えますと、話が行き違う原因になります」
Posted by ブクログ
ルシファ〜と言うnetflixで海外ドラマを見ていて
カウンセリングの在り方に魅力を覚え
この本を読んでみた。
凄く勉強になった。
せっかく相談に乗るのだから
何か役に立つのり方のノウハウを知りたいと思っていたから、ピッタリの本だった。
専門用語など少なく 理論的にどう接していくべきかなど細かく書いてくれていた。
Posted by ブクログ
もう数えきれないくらい読み返しているし、機会あればいろんな人におすすめもしている本。
これを読んで、自分は今までなんと人の話を聞けていなかったのか、と気付かされた。
ただ「聞く」ということの難しさ、聞くための姿勢やテクニックが、具体例を踏まえて紹介されており、非常に勉強になる。
この本は一生持ち続けることになるだろうと思う。
Posted by ブクログ
ヘルプデスク勤務になった時に、どうやって対応すれば良いのか困って、「聞く技術」という題名に惹かれて購入しました。
「聞く」と言っても、ほんとに聞いて欲しいだけで回答が欲しいわけじゃない時もあるということを、恥ずかしながら初めて知りました。
この人は共感して欲しいだけなんだな、とわかってから仕事だけでなく普段の生活でも、会話がとても楽になりました。あと上司から気に入られました!(笑)
Posted by ブクログ
人の相談や愚痴を聞いているうちにしんどくなりがちだった私に、母が薦めてくれた本。本文にも書かれていたけど、話し方・発信者に関するノウハウはよく注目されるのに、受け取り方の技術を意識させられることってあんまりなかったな。聞き上手であることを人格・性格と結びつけがちだったけど、単に技術なんだなっていうのも少し思った。
避雷針(アース)になるって言いまわしは河合隼雄さんもおっしゃっていて、印象に残ったのを覚えてる。周りのためにも自分のためにもそれができるようになりたい。
15ー素直に聞くのが極意、は結局どうしたらいいのかあまり分からなかった。
総じて私は相手の話を深める方向に聞いてばかりだったこと、相手に自分を乗っ取られがちで共感が下手だったこと、ができていなかったのだと気付かされた。特に前者の、話を深めるモードと深めないモードの相槌の両方を適切に使い分けるというのは目から鱗だった。後者についてはなんとなく自覚があったけど。
知識を得るだけでなくて、実践して技術を身につけたいな。
Posted by ブクログ
話し好き、話し過ぎの自分にとっては、本当に「耳の痛い」本であった。反省の連続。。
基本の第一「聞き上手は話さない」を、頭に叩き込む!聞き手が話し出してしまったら、相手は話ができない。。見苦しい!!
人の話を聞くことは、本当に疲れる!
自分のことは話さない!たとえそれが失敗談だとしても、どこかにうまく行った、と言う雰囲気があるものなので。。。自慢話をすることは人間関係を悪くする!
人間は他人のことに口出ししたくなるけど、結局、成り代わってやれることはほとんどない。過干渉にならないためにも、話を聞いてあげることが必要!
相手の話に興味を持つ!
教えるより、教えてもらう態度で!
「いつもあなたが正しいのね」と言われたら、それは評論家になっている証拠。相手の言う内容が間違っていても、「一理ある」と認識すべき!
「でも」「でも」とデモ行進するのは、ケンカする時!「へぇ」に代えて、相手の話の波に乗る!
Posted by ブクログ
マンガを読んで非常に参考になったため購入しました。
人の話を聞くことが多い仕事に携わっている関係で興味を盛ったのですがこの本は大当たりでした。
傾聴することの大切さを学びこれは仕事柄だけではなく普段の会話にも使えるものでした。
今後この本で学んだことを仕事にも普段の生活にも取り込んでいきたいと思います。
Posted by ブクログ
人の話を聞く仕事をしてたからこそ、筆者の考えに共鳴した。
自分自身は“話すこと”を得意とする人種だと認識していたが、おそらくそうではなかった。人の話を聞こうとするから、相手も話を聞いてくれてるだけだったのだ。
いっそのこと話すことは一旦横にどけておいて、聞く技術を磨いていこうと思う。
「GIVE&TAKE」で言うところのギバーもまた話を聞く人に通じるものを感じた。
Posted by ブクログ
書いてあるかとは基本的なことが多く、それも普通に考えるとそうだろうと思うようなことばかりですが、実際は出来ていないことも多々あります。
初心に立ち帰り、帯を締め直すのに良い本でした。
Posted by ブクログ
序文の、「なぜ聞き上手になりたいのですか」という問いにハッとさせられる。
また、「話を聞く」ということが、(話す技術と同様)一種の技術であること、そしてカウンセラーがその種の訓練を積んでいることがわかる。
そして、話す技術は広く勉強されているのに、聞く技術はそうではないという指摘も。
個人的には、第20章の「評論家にならない」という点が特に印象に残った。
「いわゆる評論家や正しいことをばかりを言う識者とは違い、相手の悪の部分や弱い部分、影の部分も認められるということなのです。」(139頁)
正論だけ言えばいいのではない、というのはこういうことなのだな。
なお、2000年発行ということで、現代とは感覚が違う箇所も見受けられる。今どき井戸端会議なんてそうそうないだろう。
それでもなお読み続けられている点に、この本のすごさがあるのかもしれない。
「聞く態度の基本は、聞き手と話し手が対等な人間関係をもっていることです。……子どもに聞くときは、子どもに教えてもらうのだ、という姿勢を崩さない」(148~149頁)
「部屋に椅子が二つだけだと話がしにくいのですが、それぞれの横にもう一つずつ椅子を置くだけで、雰囲気がずいぶん変わります。」(175頁)
Posted by ブクログ
相手の心を丁寧に扱う聞き方の心構えを学べたと思う。
体系的ではないあたりが、おじいちゃんの知恵っぽく、コラムっぽさが、読み物としておもしろい。
Posted by ブクログ
古い本であるが故に、今の時代に完全にあっている内容でないところも少しあるように感じたが、今でも十分通じるような内容であったと思います。
〇〇が9割よりもよっぽどこちらの本を人におすすめしたいです。
Posted by ブクログ
話を聞ける人になるための極意が書かれています。
ざっと読んだだけで、書かれてあることが、すぐにできるようになるものではないと思いますが、少しずつ積み重ねていくことで、変化していくのだろうと思います。
そういう意味で、時間がたったある日、再び手にしてみると良い本なのだろうと思いました。
私もまたしばらくしてから読んでみたいと思います。
ところで、前評判がすごいので(特に帯の記載が笑)、期待値を高くして読むと、なんだ普通かもという感じになるかもと思いました笑。
Posted by ブクログ
本当に「聞く技術」特化型でシンプル
個人的に一番、為になったのは
『聞き手は避雷針のようなもの』という言葉
ただでさえ聞く技術は難しく聞く役目はしんどいのに
馬鹿真面目に話や気持ちを受け止めていては嫌になる
疲れるし苦手意識もそりゃ強くなっていくもの
避雷針のように自分を通して受け取ったものを
逃がしていくテクニックは必要だよね
しっかり読んだ上で、いい意味で
「この本ほど頑張らなくていいかな」と思えたのも収穫
Posted by ブクログ
自分の意見は話さない。聞かれたら話す。
相手を説得しない。聞き出そうとしない。
他人の事情を解決しようとしない。
良い聞き手になるのって、難しいな……。
Posted by ブクログ
コロナ禍のせいか親や友人などからやたらと愚痴を聞かされて疲弊していたので、もっと楽に聞けないかと傾聴に興味を持った。
これまでは子供の頃から言われていたように「ちゃんと聞きなさい」「真剣に聞きなさい」を実践していたのだが、本書を読むとどうもそれは間違いらしい。
井戸端会議のように聞く⁉︎
いや、そんな聞き方して良いの⁉︎
となんとも驚きのアドバイス。
だが、言われてみれば聞き上手の人の聞き方は、相手の話をサラーッと受け止め深入りせず、それでいて流れに棹を差すように話し手を乗せている。
今まで自分は一生懸命相手の愚痴を全力で受け止め、何か自分にできることがないかと真剣に考えていたが、そうではなく相手に話させ、相手に考えさせて相手に結論を出させることが必要だったのだ。
全く方向違いの努力だった。
これからは電話が掛かってきたらこの本の裏表紙を目の前に置いて「傾聴」を意識しながら「聴く」ことにする。
Posted by ブクログ
本当に飼い主さんとペットに寄り添うには獣医学の知識だけじゃ無理だと実感する機会が最近特に多かった。
そこでインターン先の先生に相談したところ、薦めてもらった本。
専門用語が殆どなく、例も多く挙げられていて読みやすかった。
「その人の心はその人にしかわからない」など、言われてみれば当然だと思うことがほとんどだが、そういうものほど意識しないと頭からつい抜けてしまうことに気づいた。
警戒を解いてくれるような、「良い人」を思い浮かべると書かれていることがかなり当てはまっていると思う。その人たちはもしかすると無意識にそれらを行っているかもしれないが、自分は話すことは得意では無い上、聞くことはもっと苦手なので、日頃から訓練しなくてはならない。
Posted by ブクログ
ただ相手にとって話しやすい人になることが良いのではない。聞きすぎると相手の心を侵襲してしまう。相手との関係を続けていくためにも、「上手に聞く」ことの大切さを学んだ。井戸端会議の例が興味深い。
聞くことの難しさが分かり、聞く専門職が必要とされることがよく分かった。聞くことは、人と関わるうえで一番難しくて大事な技術と思った。
Posted by ブクログ
そりゃあこれだけストレスフルで大変なのだから聞き上手な人がそんなに多くはいないのだなということがすごく納得できた。
「相手の話に興味をもつ」と「聞きだそうとしない」など、それぞれではすごく納得だけど両立するのに骨の折れそうなことも色々あったし、溜め込んじゃって聞く側が辛くなりそうと思うこともあって大変そう。けど少しでもできるようになると相手とのやりとりがスムーズになったり、聞く側としての自分自身の負担も少し軽くなりそうだなと思えることも多かった。
Posted by ブクログ
相手の立場にたって素直にただ聞くことに集中する。どうしてもアドバイスや自分の話がしたくなるのが人間だが、そこはぐっとこらえて聞くことに徹する。ただし、相手の話は相手のこととして自分の中に溜めないこと。
聞いてるつもりが気がついたら自分の話がしたくなる身としては、なかなか難題。著者も練習が必要だと書いているし、思っていたよりも聞くことに徹するのは大変だ。
Posted by ブクログ
LISTENに徹する。Askするな。人の秘密を知りたいという「助平ごごろ」を出すな。まぁ聞くに徹するは中々難しいけど、沈黙を恐れず、アドバイスもコメントもせず、自然と話して貰えるまでじっくり向き合う事が大事と。
Posted by ブクログ
プロカウンセラーな普段、どのようにして話を聞いているかをまとめた本。カウンセリングのみでなく、初対面の人や仲の良い人などの話の聞き方も記されている。
個人的な「気をつけよう」
◎相槌を打つ
聞き手は話を肯定的に。「でも」が入る時は聞き手ではなく話し手になろうとしている。自分が嫌いな物でも、相手が好きだと言えば否定する必要はない。ただ好きであることを受容する。
しかし、人間は自分から遠い人の話は客観的に聞けるが、自分と関係していると冷静には聞けない。だけど否定する必要はない。ただ受容する。
◎評論家にならない
評論家的発言は自我関与度(自分の気持ちをどれくらい関わらせているか)が低い。評論家は正論を言うが、正しいことは1つではない。
正しいことをしてもタイミングが悪ければ「どうしてはやく手を打たなかった?」
タイミングを逃すと「なぜ早くしなかった?」
その人によって正解のタイミング、行動は違う。正論ばかり言うのは評論家。「○○さんの言うことはいつも正しいね。」と言われているときは、相手が本音を言えていないとき。
●感想
私はいつも評論家になっているかもしれない。そのとき、そのタイミングで言っていることは正しいかもしれないが、そのタイミングでできなかった・しなかった理由がある。その人にはその人の正解がある。自分の正論ばかり押し付けていても良い聞き手にはなれない。
Posted by ブクログ
カウンセラー目線での人の話をよく聴く術が書かれています。話を聞くことを仕事にしてる人はこんなこと考えているんだなぁと参考になりました。が、個人的にはここまではしなくていいかなぁと思うレベルのことも多いように感じました。
Posted by ブクログ
なかなかカウンセラー的に聞くのは難しそうな… 鏡のようになる意識というのは頭にとめておく。
本筋ではないけれど「遊び椅子」や火に集まるという環境設定の話は興味深い。
全体的なトーンとしては与太話感が否めず。
聞き上手になるのは難しい
自分に足りないところが随所に出て来て、どうしたらいいのか、これからの指針が見えた気がしました。ただ、実践は難しいと思うので、読んだことを忘れないようにしようと思います。例え話がもう少し分かりやすいと、もっと理解しやすかったと思います。