【感想・ネタバレ】旅屋おかえりのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

さあ顔を上げて、一歩を踏み出せ。旅に出よ、と。

友達がこれよかったよと貸してくれた1冊。久しぶりにマハさんの小説を手に取りました。

あぁ、これぞ原田節だ。やっぱ、原田さんが綴る言葉好きだな。

最初、読んでるこっちまでハラハラしました。スポンサーの名前をアドリブで入れたり、全財産が入った鞄を電車に忘れたり、、まっすぐだけどおっちょこちょい。でもそんなえりかが大好きになる物語でした。

難病で旅ができない番組ファンの願いを叶えるべく、旅屋として奮闘する。旅先で出会う人達の協力もあり、映像が見事完成。旅先で出会う人たちもいい人たちで、私もこんな人たちに出会いたい。

えりかは本当に周りの人に愛されてるな。辛いこともあっても、精一杯生きているから、みんな助けたいって思うんだろうな。見習いたいな。

“大好きな人と、青空の下、満開の桜の下、生きて、笑って、旅をしてください。“

“叩かれて叩かれて、強く、美しくなる“さ

いろんな事情がありながらも、私たちは精一杯生きている。うわぁしびれる。

ちょっ旅のスポンサー、江戸ソースの話も心温まりました。母を亡くし、娘を亡くした自分がいったいどんな思いで生きてきたか。。想像するだけで胸が痛い、、永遠に語れるので、これは、みなさんが読んでからのお楽しみということで。

旅に出ると新しい人たちに出会える。大切な人との旅が心を豊かにする。私も大好きな友人や家族ともっといろんな景色を見て共有したいと思いました。

実写ドラマを観たことがあって、 安藤さくら さんがえりか役だったんですけど、本当にピッタリと役にあっていて、小説を読んでいる間もさくらさんが頭に浮かびました。あぁドラマももう一回観たいな。

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2024年01月21日

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