【感想・ネタバレ】話したい、使いたい 心ときめくことばの12か月のレビュー

あらすじ

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春めく、青嵐、錦秋、なごり雪…。本書は、四季を豊かに楽しむ美しい日本語で、季節をめぐっていくもの。「365日、四季折々に口にしてみてください」といったメッセージを込め、古来から続くことばを単なる知識ではなく、普段の生活で使うものとして紹介しています。3月は「春めく」と「水温む」、4月は「花霞」と「ひこばえ」といったように、ひと月ごとにことばを展開。その月の自然や生活を表すことばを、イラストと一緒に綴っていきます。監修は元NHKアナウンサーの山根基世さん。時代を超えてなお伝えていきたい“ことばの本”です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

四季それぞれの言葉が紹介されています。
すぐ使ってみたくなる言葉ばかりで、その説明文もまさに「ときめく」ものが多かったです。
日本語と四季の美しさを学べました。

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2025年08月21日

Posted by ブクログ

毎日の暮らしの中で話してみたい、使ってみたい、本書は、そんな心ときめく言葉の歳時記である。季節を感じる暮らしの言葉が3月から始まる。「北窓開く」。「暖炉納む」。「雛納め」。「野焼き」。「蛙の目借り時」。見開きいっぱいに情趣溢れる言葉が並ぶ。どの言辞も味わいがあり、想像をかきたててくれる。一つひとつに解説がついており、思いがけない意味合いを教えてくれる。想像とかけはなれたものに一驚を喫し一興を愉しんだ。「凍て返る」。「春の宵」。「春雷」。「草萌」。「春泥」・・・・・美しい言葉に身も心もメロメロとなれる。3月から2月まで1か月ずつ濃厚に紹介される。日本の風土の素晴らしさ、そして日本人の心根の豊かさに心底心洗われた。

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2015年08月20日

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