【感想・ネタバレ】プレイボーイにさよならのレビュー

サラ・モーガン / 有沢遼

途方もないお金持ちで名家の息子で広大な屋敷に住んでいて、おまけにイケメンの有能なお医者さんで、しかも独身主義――妹はそんな男性アレックスが自分の娘デイジーの父親だと言い残して亡くなった。子供の父親としての責任を果たしてもらいたい。ジェニーはデイジーを連れてアレックスの家を訪れた。現れた男は噂どおりの冷血プレイボーイ。値踏みするようにふたりを見つめたあげく蔑むように言い放った。「目的は金か？ なら残念だな。その子は僕の子じゃない」

[タキ · ★★★★☆]

ヒロインは図々くも感じますが…

ヒロインは、たいして仲良くもなかった、派手に遊んでいたような妹のいうことをなぜか信じて、この子供の父親がヒーローと決めつけて、家に押しかけ、彼の生活に干渉するので、図々しくも感じるのですが、姪可愛さの純粋さ故だしヒーロー同様なんとなく受け入れてしまいました。このぐらいでないと、両親のせいで結婚に否定的なヒーローの心も動かなかったのかなとも思いました。最後にヒロインが手紙できちんと非を認めていたのもよかったです。☆3.5ぐらい。