あらすじ
菅と原は幼なじみで、大学からは一緒に暮らしている。
クールで女子にモテる原。
それを気取ることもない彼は、菅の自慢の親友だった。
時折、甘すぎる原にむずがゆくなれど、菅は少しだけ嬉しくもあった。
原に対する自身の親友以上の気持ちを自覚していたからだ。
かと言って、今以上のポジションを望んでいるわけでもなかった。
一番近くにいられたら、それだけで―――。
ある晩、原からは帰りが遅くなるとの連絡が。
久しぶりに家で一人過ごす菅は、ソファに置きっぱなしの原のジャケットを見つける。
手に取れば鼻腔をくすぐる原の匂い。
それに思わず欲情してしまい……?
ちょっぴりエッチでとびきりトキめく、ニコイチ・ラブストーリー!
感情タグBEST3
両肩想いの二人が良い
幼馴染みの恋を描いた別の作品でこの作家さんを知りこの作品も購入。幼馴染みや両肩想いの作品が大好きなので、原と菅が結ばれて良かったと思う。原は10年以上ずっと菅が好きな気持ちを伝えられずにいたけれど、菅の隣と"特別な"ポジションは確保していた。原はいつまでも何もないまま耐えられるのかと思ったら、菅が原が自分を想う気持ちと、原への自分の気持ちに気づいて告白した事で両想いに。最終話だったからあまりラブラブがなかったのが残念。