【感想・ネタバレ】世界基準の上司のレビュー

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上司の世界基準とは何か

上司の世界基準とは何かを知りたくて手に取った。
結論は、「部下を育て結果を出す」こと。
方針を明確に打ち出し、部下を育成し、部下の能力を最大限に引き出し、チームで最大限の成果を出す。
そのために、上司は自分自身の仕事を常に棚卸しし、メール・書類作成・情報収集・部下への仕事の指示などを工夫し続ける必要がある。
コミュニケーションの土台としてポジティブフィードバックを心掛ける。
そのための10のポリシーと5つのアクションについて、かなり具体的に書かれており、参考になった。
ポイントごとにチェックリストまで用意されており状況に応じて確認しながら実践できる構成になっている。
読めば当たり前と思うようなことが書かれているがこれをどれだけ意識し実践できているか。
あるいは無意識に行えるようなレベルになっているか。
私の組織を振り返ると自分自身も含めてまだまだできていない。
本書を読むことで職場の改善点、自分の取り組むべき課題が明確になった。
日々実践していこうと思う。

#アツい #深い #タメになる

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2022年03月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者の赤羽雄二氏は、小松製作所、マッキンゼーを経て、ブレークスルーパートナーズを設立。

感想。参考になるフレーズが多かった。でもやってみないとわからない。

備忘録。
・部下を水に投げ込み、自力で泳ぐことを期待するのはダメ上司。
・あいまい指示もダメ上司。
・世界基準で活躍する上司の基本は、方針を明確に打ち出して、部門と部下の力を最大限引き出し、成果を出しつつ、部下を最速最大限育成する。
・全体を動かすには担当者だった頃と考え方を根本的に変える必要あり。自分よりすぎると劣る部下一人一人に目標を与え、具体的な行動内容を決め、進捗を管理する。相当面倒だが部下とのスキル差に気を配れれば難しいことではない。
・担当者だった頃は客のことを良く観察。上司は部下のことも良く観察すべし。
・自分で全部やっていたら壁にぶつかる。部下を使いこなすスキルは重要。
・問題があるとしたら、部下より上司であることの方が多い。
・部下に苛立ちを持たないのが大切。「自分の若い頃は」とあう発想を捨て、相手の視点で最善を尽くす。
・ああまいな指示でこちらのニーズを理解して欲しい、汲み取って欲しいというのは無茶な願いで、上司のわがまま。横暴。
・「部下に任せきらないと成長しない」と考えている上司は多いが、部下は上司の何分の一の情報しか持っていない。その情報を適切に共有した上で任せるのがポイント。
・上司がこれまで工夫し体で覚えてきたノウハウは膨大にある。それを「自分で工夫しろ」「いちいち教えることではない」「気合いが足りない」と、思うのではなく、細かい工夫も部下に教えよう。
・自分はできた、できるやつはできるとか思わないこと。一人一人の状況に合わせて必要なフォローをする。
・部下の面倒をみることについて「どうしてここまでやらないといけないのか」という考えを捨てる。
・部下に情報を共有しないのは、もっと勿体無いバカな上司。上司の威厳やパワーの源泉を「部下より多くの情報を持ってある」とおもうのは勘違い。

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2018年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルに”世界基準”とあるが、グローバル企業の○○で採用されているなどの具体的なものではなく、組織としてベストパフォーマンスを発揮し続けるために、部下をどう使い、育成していくのかが述べられている。
指示内容(特に資料作成)のスケルトンを明示してやることで、上司のイメージに沿った作業が進められるし、余裕をもって8割の完成から熟成させることにより部下の学びにもなるとの指摘には納得した。
部下評価のフォーマットも示されているが、目標の共有や強み・課題の評価などに実際に取り組むにはハードルの高さを感じた。
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2015年09月02日

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