あらすじ
祐仁(ゆうじん)と千洋(ちひろ)は、写真家と写真集の担当編集者として出会った。世界を飛び回り「道」を撮り続ける彷徨の写真家・祐仁に千洋は魅かれ、駆け引きのようなやりとりが続いたある日、祐仁が千洋をベッドに誘った。応じた千洋は祐仁を抱き、その日から――恋に落ちた。彼に話しかける人、触れる人、仕事にさえ嫉妬する。激しい思いをセックスでしか表現できず、言うことといえばかつて面倒だと思った「女」みたいなセリフばかり…。そんな自分に千洋が愕然とする中、祐仁はカメラをもって飛び立ってしまい…。
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それは臆病だから
いつも似た文句で振られた男が、男に一目惚れ。
本気の恋、激しく相手を求め合うということを考えさせられた作品。
Posted by ブクログ
好きなサークルさんのオリジナルBL。帯に「ハッピーエンドなんかいらない」ってあったのを見てなんてこの人らしいんだ!
と友達と笑った記憶が(笑)
でも、ちゃんとハッピーエンドだった。あはは。
フーテン(笑)な写真家・祐仁と雑誌編集者・千洋。
祐仁と付き合い始めてから、今まで自分と別れた彼女達が同口異音に言っていた「私と仕事どっちが大事!?」な台詞を
今度は自分が言う番に。そんな自分にジレンマを感じつつ、どんどん祐仁にハマって行く千洋。
「恋っていうのは」のタイトルはぴったりではないかと。
前作、「見てらんねぇよ」に続き、シリーズモノで読み応えもあり。