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Posted by ブクログ
2013年度をもってセレッソ大阪の強化部長を退任する梶野さんの著書。”育て勝つ”セレッソ大阪のポリシーから監督の素顔、梶野さんのセレッソ愛など、盛りだくさんの内容でした。若干話が飛び飛びになったりする部分もありましたが、やはりプロサッカーチームの裏側・運営サイドには、魂というか気概と言うか、サッカーとチームへの感謝・愛が溢れていて、読んでてハッとさせられる部分が多いですね。サッカーはもちろん、ビジネスにも参考になることがあって、読んで元気をもらえました。
Posted by ブクログ
今年一番の注目チームであることは間違いない「セレッソ大阪」
昨年から柿谷の活躍で騒がれ、そして今、フォルラン獲得で
大きく盛り上がっているチームですが
それはつい最近始まったことではなく
しっかりとした根っこを持って、育成や選手の獲得をしてきたからこそだ、と
前強化部長の梶野さんはこの本で語っています。
退任したからこそ、書けることなのかもしれませんが
外国人の獲得方針や
0円提示は絶対しないという梶野さんのポリシーなど
読んでいてとっても興味深い。
そしてセレッソというチームも
ジュビロより1年遅い昇格チームですが
2回の降格を経て、
チームとしての根っこを『育成』にシフトして
クルピ監督の長期政権の中で
今のブレイクの下地をコツコツと築いてきたことが
すごく分かりました。
今年J1昇格20年のセレッソ大阪。
桜は12月まで咲き乱れ、
J1通年リーグ最後の覇者となる姿が、
見えたような気がします。
今、「セレッソというクラブはどんなイメージですか?」とサッカーファンに
聞けば、やはり下部組織の充実」とか「若い選手が育っている」とか
「攻撃的なスタイル」といった答えが返ってくるようになりつつある。
それが、サッカーファンに限らず、どこの誰に聞いてもセレッソのイメージが
湧くように、イメージをさらに確固たるものにしていくことが、セレッソのブランド力を上げ、将来的にはクラブの〝格”を上げることにつながっていくのだと思う。