あらすじ
【こんなお兄ちゃん、もういらない…。】
歪で歪んだ愛情を、さらに暴走させていく謎の少女。そんな中、とある廃病院で、少女の凄惨な過去を記した医者の手帳を発見する──。果たして、少女の正体とは? そして、少女の目的とは一体…?
(C)2010 Haruto Ryo
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
呪怨系ホラーの教科書のようにそつなくうまくまとまってます。
凄く面白いとまではいきませんが、ホラーマンガとしては頑張ってていい線いってると思います。
Posted by ブクログ
今頃ですが読んでみました。
もう少しソフトな、
フワフワした感じの話かと予想していたら……ガチ狂気。
ゴミ集積場に座り込む薄汚れたロリータファッション娘に
声をかけられ、返事したのが運の尽き。
全体的に望月峯太郎『座敷女』に似ていますが、
パクったとかオマージュだとかっていうのとは違う気が。
これといった落ち度のない人が、ある晩、
思いがけないトラップに嵌まってそのままズルズル――
という形式が、この手の怪奇譚に相応しい「型」なのかもしれません。
つまり、誰でも被害者になり得る、ってこと。
こういう「待ち受けているもの」「家屋に潜むもの」って、
本当に怖い。
怖いけど、暴力描写がダイレクト過ぎるのが
ちょっと自分の好みとは違うので、再読しない予感(笑)