【感想・ネタバレ】天界貴族の官能セラピーのレビュー

しみず水都 / SHABON

伯爵令嬢のメイリアは領地を魔族から救うべく、天界へ行って仕事をすることに。その前にまず自分の身体を清めるため愛撫が必要!? 天族のルフィエルに優しく胸を揉まれ、秘めた場所を舌で開かれ――。「感じますか?でも我慢して」彼の美しさと高まる官能に乱れる心。これはあくまで仕事なのに。だけど……。切なさに距離をおこうとするメイリアにルフィエルから驚くべき告白が!?

[千葉ママ · ★★★☆☆]

ヒロインに魅力が無い

この作者さんのお話はとても好きで大体読んで満足しているのですが、こちらの作品は残念ながら話の発想自体は面白いのかもしれませんが、珍しくヒロインに魅力を感じませんでした。
伯爵令嬢なのに品も感じられず、ただの偽善者のウザい娘でこんな娘がそばにいたら、皆いじめて当たり前かもと思うほどイライラしました。
普通の平民として出した方がまだ反感はなかったかも。

[ブクログ · ★★★☆☆]

設定は天界貴族ものという、あまりない設定かなって思うのですけど、私的には微妙な感じでした。

ヒロインのメイリアは、兄のために自分を犠牲にして、兄を救おうと決意し、エロイことにもがんばって耐えてるいい子なんですけど、ヒーローのルフィエルが淡々としていて、ちょっと物足りない感じがしました。

最後には、メイリアが自分のことを好きだと分かったルフィエルが、今までの淡々としたのは何だったの？って思うくらい、いきなり積極的にはなりましたけど、もうちょっと早い段階でこの状況になって欲しかったかなって思いました。