【感想・ネタバレ】舞踏会の夜に盗賊と甘いキスをのレビュー

あらすじ

おれは女性にキスをして謝ったことはない―― 気乗りしないまま結婚相手を探す伯爵令嬢と盗賊 ところが、同じ屋敷に滞在することになって…… 伯爵令嬢キンバリーは父から結婚をせっつかれていた。彼女が家を出ていけば早く再婚できるからだ。彼女に結婚願望はなかったが、結局、父の強い要望でルーストン公爵邸に滞在して縁組を頼むことに。気乗りしないまま公爵邸に向かった彼女が会ったのは、スコットランドの領主ラクラン。彼は盗賊をしなければならないほど一族が困窮しているため、裕福な花嫁を探すために公爵邸へやってきたのだ。ラクランのようにたくましくハンサムな男性に出逢ったことがなかったキンバリーは、思わずぼうっと見とれてしまい、うっかり鼻水までたらしてしまう。しかも着ていたのは流行遅れの冴えないドレス。その後、彼女は恥ずかしさからラクランにつれなくするが、逆に彼の方はキンバリーが気になりはじめる。似合うドレスを着て驚くほど美しくなったし、彼女と話していると決して退屈しないからだ。最悪の出逢いからはじまったふたりの関係は、いつしか予期せぬ方向へ……。

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反発しながらも自然にくっつく二人の掛け合いがユーモアあってテンポ良く一気に読めました。
ヒロインの勝ち気で素直になれない部分も鼻につきそうになる前に、強引なヒーローの手管に呑まれメロメロになるので可愛いキャラです。
背景の親子関係は複雑で少々無理があると感じたけれど、このロマンス面白かったです。

#ハッピー

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2022年07月02日

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