【感想・ネタバレ】恋は光 2のレビュー

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Posted by ブクログ

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宿木嬢と付き合う、というまさかの急展開から始まる2巻目。序盤の付き合い始めの頃は、北代や東雲嬢に肩入れしていただけに拒否感の方が強かったのだが、徐々に宿木の人となりがわかっていくにつれ、純粋にストーリーを面白く感じられるようになるのが不思議。そして終盤の「意外にこの2人、うまくいっちゃうのか?」という展開では、もはや不快感はなくてただハラハラとするだけになった。特異な設定で眼を引きつつ、人物描写が白眉なのだと感じられる2巻。

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2018年03月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

秋★枝さんの恋をしている人が光って視える(?)男とそれを取り巻く女性3人のラブコメ2巻。
「恋をしてるかどうかが可視化される」設定は恋愛視角化もそうだったけど、こっちは本当に恋で光ってるのか、違うものなのかわからないのが味噌。
結果として主人公は混乱して一番好きなわけではない相手と交際するとかいう事態に陥ってるので、傍目にわかってもあんまりいいことねえなあとか思ったりする。
しかし最近この「一番好きな相手じゃない人と付き合う」展開の創作読む機会多いな・・・

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2015年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第2巻。恋愛における人の心の機微を描くのがうまい作家さんです。

宿木さんは現実にいたらかなり困った人だろう。けれども、1巻のときの印象とは違ってなんだか憎めなくなってしまった。
彼女は「相手がいる男にばかり執着する」という悪癖を持っている。しかしそれはコンプレックスの裏返しであり、それを本人も自覚していることが露わになるのがこの巻。
いや、わかる。周りの人間が自分にはないものを持っていて、それによって自分の貧しさが目の前に突きつけられるのは、けっこうしんどい。
圧倒的にニブくてずれてるセンセは、そうしたものを無化してしまう。
センセと宿木さん、実はけっこう相性いいんでないの?

北代さんは不憫キャラとして扱われてるようである。
ちょっと前だったら北代さんに感情移入してただろうな。
でも、今はちょっと考えが変わった気がする。

北代さん、本気出してないんじゃないか?
悟ってるような顔して余裕かましてる間に、宿木さんはセンセの魅力に気付いてしまったぞ。
3巻では、なりふり構わなくなった北代さんが見たい。

(男女関係において、「いろんなあり方があっていいんじゃないか」という思いと、「でも行動して結果出した方が勝ちだし」という思いがせめぎ合っている。かつては前者の考えだったけど、だんだん後者に傾いてきている。良いことなのか、悪いことなのか、なんだかよくわからない。)

東雲さんもおもしろい子だけど、上2人の魅力が勝るかな。

四角関係もさることながら、"光"とはなんなのかも含めて、次巻も目が離せない。

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2015年02月05日

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