【感想・ネタバレ】言ってることなんかわからなくても、英語は話せる!のレビュー

あらすじ

TOEIC315点でも、ビジネスの現場で通用する英語術、それがファイティング・イングリッシュだ!


もうTOEICなんか必要ない。
「完璧でなければ、英語は話しちゃいけない」とか、
「TOEICで600点以上とらなければ、英語でビジネスなんて絶対無理だ!」と思っていませんか?
でも、本当はそんなこと、全~然ないのです。
実際、この本の著者はTOEIC315点なのに、英語で外国人に接客し、
国際会議もこなし、ビジネスを立派に行っています。
単語だけの超初級英語で十分コミュニケーションはできるし、世界を股にかけるビジネスだってできちゃうのです。
その方法が、FIGHTING ENGLISH(ファイティング・イングリッシュ)。

そして、以下が「FIGHTING ENGLISH成功の5か条」です。

1 堂々と戦え
2 目的を絞り込め
3 超初級で戦い抜く決意をしろ
4 落ち込むな
5 余計なことはするな

英語の悩みをかかえているあなた、必読です!


*目次より

ラウンド 1:FIGHTING ENGLISH成功の心構え
ラウンド 2:リングに上がる前に知っておきたいこと
ラウンド 3:たったの一言で戦いに挑む
ラウンド 4:ネイティブに超初級英語を話させる“基本編”
ラウンド 5:ネイティブに超初級英語を話させる“応用編”
ラウンド 6:ダウンしそうになったらやるべきこと
ラウンド 7:挫折は忘れた頃にやってくる ケース別対処方法
ラウンド 8:もう誰もあなたには勝てない

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Posted by ブクログ

英語でコミュニケーションを取る際のマインドのあり方について述べた本で、英語の言い回しはまったくといっていいほど出てこない。

英語という語学を学ぶのではなく、英語を話せる人とコミュニケーションを取るのが目的ならば、やる気さえあれば文法や発音は適当でいいんじゃないか。もちろん慣れれば上達するに越したことはないが、苦手意識を持つぐらいならガンガンしかけて習うより慣れろ!という内容。
基本的に「何でもいいじゃん、伝わればいいじゃん」といったスタンスなので、「正しい」英語を見につけたい人には不向き。笑いながら読んで、エッセンスだけ読み取るのにちょうどいい。


著者は英語がまったく話せないにも関わらず、外資系アパレル企業でチャンスを掴むために「できる」と言い張り、セールスでよい結果を残したそうだ。対顧客の小売業では、机上の計算が多いオフィスワーカーに比べてコミュニケーション意欲が大きく物を言うのだろう。
それにしても、TOEIスコアC315点とは……自分も、英語が話せるような気がしてきた。

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2009年10月04日

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