【感想・ネタバレ】人を操る禁断の文章術のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

初めて、ビジネス書というのか?
小説以外の本を読んだ。
今まで興味があまりなくて、食わず嫌いならぬ読まず嫌いだったけど。
すごく面白い、興味深い内容だった。

話す方が何かと有利で、対話が苦手な私は不利な立場だとずっと思っていたけど
全然そんなことはなく。
むしろ、瞬発的に何か発信する必要ないしも訂正する余裕もある
"文章で何かを伝える"
ということの方が有利なこともすごく多いと感じた。

言葉でストレートに伝えることよりも
相手に想像させ、自ら行動させる方がスムーズにいくことが多いと学んだ。
DAIGOさんの本、もっと読んでみたい。

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2023年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

□要約
◯文章の優位性
 1度書けば半永久的に働いてくれる。
 同じ内容を大量に送ることができる。
 イメージの操作が容易
 書き直せる
 読者の反応を見て微調整できる
◯文章は読ませるのではなく、読んだ相手の心を動かし、想像力を使ってもらうために書くのです。
「あなたの思う世界最高の美女とは?」
◯メンタリズム文章術の3原則(土台)
①あれこれ書かない
あえて短い文章で相手の想像力を利用して、行動を導く。
人は受け取った情報が足りないときは、想像や予測で判断する習性があります。
誰が読むのかを想像する。
前提となる知識のない人に制度や歴史をくどくど説明しても意味がない。
結局、人の心を動かすエンジンは相手の中にしかなく、文章はそのスイッチを押すための道具に過ぎません。
②きれいに書かない
小綺麗でお利口な文章では人を動かせない
③自分で書かない
読み手の心を読んで書く
書く前にどれだけ調べられるかで勝負は決まります。 
魅力的なキーワードを散りばめる→読み手がキーワードに気づく→読もうと思う

◯人の心を動かす7つのトリガー
・トリガー1 興味
・トリガー2 ホンネとタテマエ
・トリガー3 悩み
悩みの9割は「HARM」の4文字に集約される
health 健康、美容
ambition  夢、将来、キャリア
relation 人間関係、恋人、会社、結婚
money お金
このHARMに世代をかけ合わせる
・トリガー4 損得
自分が得することより損することに、より大きな影響を受ける
ネガティブな情報を先に伝えたあとで、ポジティブな情報を伝えるという順序
正直にデメリットを伝えることで、信頼を得られる。
・トリガー5 みんな一緒
「◯◯%の人が◯◯しています」
「自分だけ乗り遅れるかも」という恐怖が人を駆り立てる
・トリガー6 認められたい
・トリガー7あなただけの

◯5つのテクニック
・テクニック1 書き出しはポジティブ
・テクニック2 なんども繰り返す
同じ意味と感情を、言葉を変えてなんども繰り返す。
やってはいけない致命的な失敗は、同じ言葉を3回以上繰り返すことです。
大事なのは表現を変えて10回繰り返すこと
・テクニック3 話しかけるように書く
☆会話を文章化するだけで、説得力があがる
自分がこう言ったら相手がどう思うか想像すること。
読み手の疑問や反応を折り込んで書く
文章は会話をするように一人二役で書くこと。それをまとめれば、カンタンに心を動かす文章を書ける。
・テクニック4 上げて、下げて、また上げる
・テクニック5 追伸をつける
あらゆる文章の中で、人が最も読み心に残るのは追伸部分
追伸のポイント
①追伸の前の部分で一度、話をきちんと終了させておく。
②追伸の短文の中にクライマックスをつくること。 
追伸にあなたが伝えたい「願望」や相手に「行動させたいこと」を書こう。
文章は下から(本題、行動させたいこと)書こう
「まだ◯◯を知らないのですか?」「最後のチャンスです」「30代の5人に一人は始めています」

□感想
文章を綺麗に正確に書くことに意識が向いていたが、相手を行動させるために書くという視点に気付かされた。
文章の3原則「あれこれ書かない」「綺麗に書かない」「自分で書かない」は実践していきたい。人の心に残り、行動させられる文章を書きたい。
7つのトリガー、5つのテクニックは何を書くかによって使い分けが必要と感じた。自分の場合は、「トリガー4ソントク」「トリガー5みんな一緒」「テクニック2なんども繰り返す」「☆ テクニック3話しかけるように書く」「テクニック5追伸をつける」は意識したい。
また、文章は本題から書くということも実践していきたい。

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2023年12月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 書く前にどれだけ調べられるかで、勝負は決まります。ペンを取るまでにうんうんと悩み、書き始めてから思うように進まないなら、それは準備が不足しているからに他になりません。
 ペンを取ったとき、キーボードに向かったときには、相手の心を読み解き終え、一気に文章が書ける状態が理想です。
 人の心を揺さぶる文章を書きたいなら、自分の頭の中を探る時間は最小限に。刺さる言葉はあなたの中にではなく、あての心の中にあるのですから。
 つまり、次bんが書きたいことを考えている時間があれば、それを読む人たちのことを調べた方がいい。そのほうが、相手の心を揺さぶる文章を書く上で、はるかに役に立つということです。

 会話を「文章化」するだけで、説得力が上がる。
 なぜそうなるかと言うと、人は文章より言葉の方が内容を覚えやすいからです。自分や相手の表情や動作といった視覚情報がある分、記憶に残りやすいというだけでなく、やりとりの中に「Q&A」があるので、内容がきちんと伝わりやすいのです。
 この会話例で言えば、後輩は先輩が「自分でやる」と言っていたのを覚えていて、「急に頼まれたこと」へ難色を示します。当然、先輩も自分の言動は記憶に残っているので、後輩の渋い反応は想像できたはずです。
 だからこそ、すぐに後輩の力を褒め、持ち上げて、なおかつ作業量が処理できる時間までイメージして、頼み込んでいきました。
 ポイントは、自分がこう言ったら、相手はこう反応するだろうなと想像すること。私たちは会話の間中、絶え間なくさまざまなパターンの想像を繰り返しています。
 空気を読む日本人らしく、「こう言ったら、こう返ってくるかも……」とシミュレーションをしながら話すので、相手の答えや反応についての印象も強く残るのです。
 自分の投げかけた質問に対して、相手がどう答えるかを想像しながら、書く。
 つまり、読み手の疑問や反応を取り込んで書くこと。
 これが「話しかけるように書く」のコツとなります。

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2022年01月04日

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