あらすじ
純白の大きな翼を広げて人間界を見下ろしている守護天使イーリアは困り果てていた。守護をしているロータニア王国の騎士団長ディートハルトの妻となる人との運命の出会いが失敗続きでいまだに成功していないからだ。思いあまったイーリアは自ら仲介しようと、人間として地上に降り立つことにする。ディートハルトに会ったはいいが、彼の恋人として舞踏会に出ることになってしまって!?
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Posted by ブクログ
守護天使と騎士っていう異色のカップルでしたけど、ほとんど困難もなく人間になったりして、なんか拍子抜けでした。
元々運命の人であるアリアとディートハルトをくっつけるために地上に降りてきたイーリアだったはずですけど、最初からディートハルトに惹かれていて、役立たず。ディートハルトも天使の羽を見ても、ほとんど動揺しないし、普通にHするし、なんだかなぁって感じです。
馬にはね飛ばされて無傷とか、天使だから食事に味を感じないから、食べるのに興味はないとか、それってあやしいでしょう?って思うのに、みんな納得したままだし。
アリアとイーリアの読み方が似ていたから、本当はアリアではなくイーリアがディートハルトの運命の人だったっていうオチがあるのかと思ったら、そうでもなく、いろんな矛盾点があったりして、微妙でした。