あらすじ
カテリーナは侯爵令嬢でありながら、父に疎まれ、尼僧院で慎ましい日々を送っていた。ある日、カッシーナ国の大公ミケーレへ嫁ぐ異母妹ルクレツィアに懇願され、結婚式が終わるまで彼女に付き添うことに。ところがルクレツィアは駆け落ちし、カテリーナは結婚式で妹のふりで花嫁役を果たす。しかも国のしきたりで、初夜まで身代わりをする羽目に! ミケーレから甘く淫らに触れられたカテリーナは…?
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Posted by ブクログ
父に疎まれて尼僧院に暮らすカテリーナの元に絵を描きに来たレオナルドがミケーレで、妹のルクレツィアではなく、カテリーナを希望していたというのはすぐに予想はつきましたけど、なんでルクレツィアではダメだったかっていう理由は予想外でした。
ミケーレは最初からずっとカテリーナに愛情を向けていて、カテリーナもミケーレに惹かれているのに、カテリーナがずっとルクレツィアがいるからとウジウジしてるのがちょっとくどいかなぁって。
そこまで惹かれ合ってるんだから、最後の最後で逃げ出さなくてもいいのにって、ちょっと思いました。
気になったのは、元凶となったカテリーナとルクレツィアの父。最初に尼僧院のところで出てきたっきりで、その後は全く出てきませんでした。ミケーレとカテリーナの結婚を認めなくて、ミケーレに言いくるめられて渋々認めるってところとか見たかったかも。
あと、ルクレツィアとピエトロの逃避行で何があったのかも気になりました。キスだけかなぁ?