【感想・ネタバレ】がんより怖いがん治療のレビュー

あらすじ

近藤誠の「がん治療」のすべてがわかる本。

「若いドクターのスキルアップのために」手術を選択する医者、ウニの放射線実験をいきなりがん患者に試す治療など、40年間がん治療の現場に携わってきた近藤誠医師が目の当たりにした患者不在の恐ろしい医療の実態とは?
「患者のための治療」を貫き、安易な手術や抗がん剤治療を批判したことにより、万年講師として慶應義塾大学病院で定年を迎えた近藤医師が病院や医療権力との闘いを赤裸々に告白。そして、その中でわかった「がんよりも怖いがん治療」に警鐘を鳴らす。
一方で、退職後に開いたセカンド・オピニオン外来でのアドバイス「がんとのつきあい方」「最先端医療の可否」「薬や検診の問題点」などについてもわかりやすく解説。
患者の総合医でありたいと願う近藤医師の最強・最良の処方箋となる一冊。

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Posted by ブクログ

既述の多くはこれまでの著作の中ですでにふれられているが,慶応病院退職後の近藤先生の様子について知ることができたのが収穫。

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2015年06月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今まで普通と思っていた手術や抗がん剤について、やらなくてもいいかもと考えさせてくれる本。
でも、従来の治療が効くがんもあるそうなのでちょっと見極めが難しいかもと感じました。
いざというときにどんな選択肢があるのかを知っておくのは無駄ではないので、その点でお勧めします。

0
2015年04月25日

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