あらすじ
今までの「テクニック」が通用しないという最新のTOEICテスト傾向を踏まえながら、名物講師・中村澄子が対策ポイントを紹介する。「できる人のTOEICテスト勉強法」(2008年刊)の改訂版を電子化!
【目次】
Chapter 1 TOEICテストの今を知る
01 もう避けられない! TOEICを取り巻く状況
02 TOEICとはどんな試験か
03 どのくらいのスコアが「安全圏」? ほか
Chapter 2 効率的な勉強法をマスターする6つのステップ
01 目標をしっかり持とう
02 ていねいな情報収集をしよう
03 目標期間を設定しよう ほか
Chapter 3 リスニングセクションの攻略法
パート1 写真描写問題はここをおさえる
パート2 応答問題はここをおさえる
パート3 会話問題はここをおさえる ほか
Chapter 4 リーディングセクションの攻略法
パート5 短文穴埋め問題はここをおさえる
パート6 長文穴埋め問題はここをおさえる
パート7 読解問題はここをおさえる
Chapter 5 実録! できる人のTOEICテスト奮闘記
ケース1 教室生との交流に刺激され目標を上回る795点を取得!
ケース2 リーマンショック後、一念発起! 800点突破で英文資料も読みこなせるように!
ケース3 好きではなかった英語だけど繰り返し学習してTOEIC卒業!
Chapter 6 よくある質問にお答えします
Q01 英語のレベルによって目指すべきスコア、勉強法には違いがありますか?
Q02 1日の勉強時間はどのくらい確保すべきでしょうか? ほか
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Posted by ブクログ
TOEICを初めて受ける人や得点が伸び悩んでいる人は、この本でTOEICの出題傾向と攻略方法がわかる。目標期間は3か月の短期集中を推奨している。
◼︎Listening(45分)
Part1 写真描写問題 10問
一枚の写真を見て、その内容について最も的確に描写している説明文を4つの選択肢から選ぶ。
→英文が流れる前に写真を見ておく。
トリック1 写真の中心にある単語が入っているが動詞が違う。
トリック2 答えがないと思うような問題
Part2 応答問題 30問
ひとつの質問や文書への応答として最も適したものを3つの選択肢から選ぶ。
→いったん解き方をマスターしてしまえば、最も容易にスコアが伸びるパート
ポイント① 同じ音、似た音が入っている選択肢は選ばない
ポイント② 5W1Hの疑問詞で始まる疑問文
ポイント③ 疑問詞のつかない通常の疑問文
ポイント④ 主語に気を付ける。
ポイント⑤ 付加疑問文は普通の疑問文と同じ。
ポイント⑥ 否定疑問文も普通の疑問文と同じ。
ポイント⑦ 勧誘、提案の問題は自然に流れるものを選ぶ。
ポイント⑧ 依頼の問題はYesやNo以外の正解もある。
ポイント⑨ 選択問題orはYesやNoが不正確の場合が多い。
ポイント⑩ 平叙文に対して平叙文で答える問題もある。
Part3 会話問題 30問(10題×各3問)
2人の人物の会話を聞いて、その内容について最も適したものを4つの選択肢から選ぶ。
→ディレクションの間に設問文と選択肢を先読みする。
3問中2問を確実に取る。
Part4 説明文問題 30問(10題×各3問)
アナウンスや放送など、ミニトークを聞いて、その内容について最も適したものを4つの選択肢から選ぶ。
→ Part3と同じで先読みする。
Part3が解ければ、Part4は解ける。
◼︎Reading(75分)
Part5 短文穴埋め問題 40問(15分)
短文の空欄に入るのに最も適したものを4つの選択肢から選ぶ。
→4割が熟語やコロケーションを含む語彙問題で、残り6割が文法問題。
Part6 長文穴埋め問題 12問(4題×各3問)(6分)
長文の空欄に入るのに最も適したものを4つの選択肢から選ぶ。
→基本的にPart5と同じだが、問題文はPart7に似ている。
かなり力がある人以外は、英文を全部読む。
Part7 読解問題 48問(54分)
①シングルパッセージ 28問(34分)
②ダブルパッセージ 20問(20分)
さまざまな文章を読み、各設問の答えとして最も適したものを4つの選択肢から選ぶ。
→全文を読まなけれぼ解けない。
ポイント① 第一パラグラフで概要をつかむ。
ポイント② 各パラグラフの1文目に注意する。
ポイント③ 設問文からキーワードを拾う。
ポイント④ 文中と選択肢での言い換え表現に注意する。
ポイント⑤ 「誰が誰に」を意識する。
ポイント⑥ ないものを探す「NOT」問題は時間がかかる。
ポイント⑦ 照合問題は時間がかかる。
ポイント⑧ クロスリファレンス問題は時間がかかる。
ポイント⑨ ダブルパッセージは難しいため割り切る。
ポイント⑩ 同意語を選ぶ問題は、辞書で3,4番目の意味
ポイント11 表問題は全文を読む必要がなく、設問を読んで、いち早く情報を見つける。