あらすじ
沖に浮かぶ小さな島へ、指導員に率いられたボーイスカウトの五人の少年たちがキャンプにやってくる。だが無人だったはずの島に、一人の男が現われる。奇怪なまでに痩せ細ったその男は、異常な食欲に取り憑かれ、食糧ばかりか草や土までを貪り食うが……十四歳の少年たちを襲った恐怖を描く、正統派ホラーの傑作
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Posted by ブクログ
確かに若い頃のキングっぽい。登場人物の、直接物語に関係のないエピソードを挿入するとか、襲い来る災禍が堪らなく下品な所とか。
しかし、そういうキングフォロワーの中では最初から最後まで楽しませてもらった一品。
ぜひ食事等をしながら読んでもらえれば幸い。
Posted by ブクログ
アイディアが面白い、SFチックなバイオ・ホラー小説。確かに『蠅の王』を彷彿とさせる。
ボーイスカウトの五人の少年を引き連れて、無人島で二日間のキャンプに訪れたティム・リッグス。その無人島に現れた異常に腹を減らしたガリガリに痩せ細った男…
ボーイスカウトたちの視点で展開する物語と新聞記事や調査委員会の報告書により明かされる驚愕の事件の真相…
少しもどかしさは感じるものの、面白かった。