【感想・ネタバレ】フミキリ、君の手、桜道。のレビュー

あらすじ

渥見こはく、中学2年の14歳。彼女は自分の身体が大人になっていくことに戸惑っていた。仲のいい男の子・戸谷に対しても徐々に友達としては見れなくなってきた。「少女」から「大人」へ、彼女が出した答えとは一体…? 誰もが共感する甘酸っぱい青春物語。 【同時収録】サマーカプセル ─キミのヒトミに映るもの─/たとえば、空にクジラが飛んで。/ボーイフレンド

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Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集。中2編は独特な話で正直ちょっとよくわからなかったけど、表題と最後の『ボーイフレンド』は良かった。とくに表題は小学生から中学生になって、男女の区別が曖昧だった子供から女に変わる戸惑いや揺らぎがリアルで、自分もこはく同様変化についていけなかった身としてはすごく共感したし、こんな時期もあったなと懐かしくもあった。しかし変化を受け入れて進んでる子たちかっこいいな。戸谷はイケメンだし、チカちゃんもかっこいい。メイクしたり、スカートを短くすることを、自分を良く見せたいからで、誰かに見てほしいからだとはっきり口に出来るチカちゃんはかわいいというよりかっこいいと思う。それから『ボーイフレンド』の告白を飲み込んで笑顔で好きな人の恋路を「がんばって」と応援する歩もかっこよかった。

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2015年10月20日

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