クラスメートの他愛もない話を聞いている時。クラスメートのコイバナを聞いている時。修学旅行の女子部屋で誰かと誰かが揉める時。
例えばそんな瞬間に、「周りと馴染めない」とか、「どうでもいい」とか、思ったことはありませんか?
いくえみ綾の描くマンガは、「本音と建前」で言う所の「建前」の部分の描写が繊細で見入ってしまいます。
この『太陽が見ている(かもしれないから)』は、実写ドラマ化で大人気の『あなたのことはそれほど』と同様に、人の心は複雑に揺れ動き、人間関係に対して繊細に反応することを丁寧に描いています。
このマンガの中心にいる楡(にれ)は、少しミステリアスで他人を拒絶するような態度を取りますが、物語が進んでいくと彼の取る行動も理解できます。とにかく彼のビジュアルや言動が、痛々しくも美しいです。
感情タグBEST3
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中古で集めていましたが、8巻が新刊でも手に入らない…
ラストが気になりすぎて、我慢できず、電子で購入。
楡、漸く過ちに気付きましたね。
あの苦しい期間は何だったの?ってくらい、一気に話が進んで終わってしまった。
それにしても。
飯島兄弟、ほんとにいい人達。
登場時には、微塵も思いませんでしたが。
結婚するなら、飯島弟がベストかな笑
ようやくようやく岬が楡とくっついたー。途中胸が苦しくて読むのが辛かった。飯島兄弟すごく良い味出してた。幸せになってほしい。
引き込まれる。
いくえみ様の作品は、ずっと大昔から大ファンで…ほんと読むとはまっちゃいます。
この作品も引き込まれて、なかなか現実に戻れなくなってしまいました。
暗いとかレビューにあったけど、はまる人ははまる(笑)
この作品、楡君がとにかく美しく魅力的。
ずっと岬だけが大好きだった、眩しすぎた。ただそれだけ。
面白くて、お金まで
面白すぎて、先が気になりすぎて、無料で読めるのを待てずに購入してしまいました。でも、価値あり!本当に面白かった!楡と岬最高☺️
Posted by ブクログ
最終巻。楡と日帆が別れてから。最初に思うのは飯島いいやつだなーってこと。楡に自分も楡を太陽だと思ってることを伝えてばいばいっていう岬可愛かった。そこからの楡ね。やっと気持ちに正直になっていいってなってからすごい。抱き締めたり離れ難いとか言ったりキスしたり不安だって言葉にしたり。また一緒に暮らしたいな?って。ママさんきっとずっと楡の中の岬に気付いてたんだろうな〜だからずっと楡って呼んであげなかったんだろうなって自己中解釈かな。すごく面白かった。なんか既視感あったけど。高校生大学生だからこんな感じだけど、大学生社会人でこれやってると結婚とか絡んできて一生気持ち押し殺すことになるよね。感じたことのある感情を第三者の目で見れてなんか複雑な感覚。あと、強いて言うなら楡が岬のことでもう少し必死になってるとこ見たかったな。常連の野村にグイグイ押されてる岬を見て焦ればよかったのに。あ、あと最後のフラットハウスで片寄せ会う2人、いいシーンなんだけど楡は半ズボンでいてほしくなかった。笑