【感想・ネタバレ】恋罪 小冊子付き限定版のレビュー

あらすじ

編集として充実した日々を送り、作家で恋人の穂高との恋も順調な透也。そんな折、穂高の作品の舞台化が決まる。なんとプロデューサーは透也の大学の先輩、降橋で…。初めは喜んでいた透也も、穂高がシナリオ執筆やオーディションの審査員として精力的に活動することに次第に疎外感を覚える。さらに、大学生の能海をアシスタントに雇い側におく穂高に、驚き、心が揺らぐ透也は――…。 文庫未収録の短編・秘蔵イラスト・1P漫画や記念インタビューを収めた珠玉の小冊子付き♪ ※本編のみイラストは含まれていません

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Posted by ブクログ

恋シリーズ完結編


長編の執筆話が10年ぶりだったそうです。
恋人になって4年を迎える透也と穂高。
穏やかで変化が無く、それはそれで幸せだと思っていた透也。
新たに今までしたことのない分野に穂高と一緒に仕事をしたいと思っていたら穂高は舞台に興味を示し、そちらに重点が置かれ始め、透也との時間が減っていき。しかも、穂高には透也の知らない間にアルバイトの学生が出入りしていてショックを受ける。


CDでの十郎太さん、緑川さん、井上さんの声でセリフが脳内再生されて2倍楽しみました。

内容的には、やはり倦怠期に近い、透也にとっては少し甘えがあったのかもしれない。だから、自分以外の人間が穂高の周りにいるのも、自分が知らない何かがあるのも透也の自信を失わせてしまう。
結果的に穂高は透也のぐるぐるを分かっていたせいか、ブレはなかったようだけれど。

最後、親にカムアウト、プロポーズと、完結編らしい終わり方で、ああ、とうとうこれが最後なのね、と思うと寂しい。

結婚式の様子と、その後の二人の話読みたいなぁ。

あと、俳優の土谷くんと能海くんの話ももっと読みたい。

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2014年12月09日

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