あらすじ
群雄割拠の戦国時代が徳川によって終結し、秩序の世が開かれた十七世紀初頭。播磨の国の姫路城には、城好きの平民・虎次が天守閣を眺め、石垣に貼り付いては城を堪能していた。そんな折、突如異様な姿をした化物に襲われる虎次。どうやら城の回り一帯が恐るべき化物に包囲されていたようで? 織田信長、武田信玄、上杉謙信といった死んだはずの戦国武将が復活! 完成したばかりの姫路城に一斉に襲い掛かる!!
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Posted by ブクログ
天下に名高い姫路城を、話の主軸に持ってくる点は実にマニアック
しかし、しっかりとした画力が基盤から作品を支えているので、奇抜さが過ぎている、とは感じない
単なるゾンビ軍団襲撃ではなく、群雄割拠たる戦国時代で武功を上げていた雄たちが冥府から黄泉返ってくるって設定も面白い
主役に、定番の最強の侍、逆に実力未知数の見習い武士を持ってくるのでなく、城好きを極めすぎている平民ってトコが、斬新さを覚えた
平和を壊す側と、平穏を守りたい側の智の駆け引き、武の競り合い、運の傾け合い、などの注目点も多く、これから読み応えが増しそう
歴史好き、城マニア、ゾンビフェチに狙いを定めつつも、一般の読み手の心も隙あらば掴んでやるって心意気がビシビシと伝わってくる、取っ組み合い甲斐のある漫画です
Posted by ブクログ
「姫路城」に続く「リビングデッド」という文字に不安を抱きつつも、姫路城を愛する姫路市民としては読まずにいられない。
戦国時代が終わり平和が訪れた姫路城に突然、敵襲来!それは……やっぱりタイトル通りゾンビの群れ。
率いる大将は死んだはずの戦国武将たち。
武田信玄に上杉謙信、大ボス(たぶん)は鉄板の織田信長。
無茶苦茶です。
生きている側も宮本武蔵に謎(でもないか)の伊賀者など盛り沢山。
平民ながら城好きの主人公・虎次に憑くは長壁姫!
もう一度言います。
無茶苦茶です(笑)
でもなんだか面白い。勢いで読まされてしまいました。
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