感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
題名からして、主人公がギャルゲーのような日々を送るものだと思っていたのですが、全然違って少し驚きました。
生きてるってこういうことなのかなーとか、夢だけでは生きていけないんだなとか考えられる一冊でした。
面白かったです!
Posted by ブクログ
何かを作る事について、
商業とそうでないモノの境目、
自分の価値感、自分自身の価値、
そういった事が綺麗にパッケージングされた作品でした。
多分現実は、ここから萌え要素や泣ける要素を差し引いた感じ。
つまり現実。
でも現実にこういう環境にある人間がいるかもしれない、
それがひょっとしたら自分かもしれないというファンタジーを抱かせてくれる内容です。
作風、ライトなんだよなあ。。
もうちょっとドロドロな感じのを読みたいです。
この著者の根底にある、人間を肯定する力自体はすごく好きなので。
Posted by ブクログ
約60社の入社試験に落ちた.
目指していた小説家も賞に応募しても掠りもしない.
大学生活の4年間で現実の壁に打ちのめされていたイチくんの元に
高校時代の先輩がやってきて
そのまま怪しげなビルへ連れ込まれた.
どんな宗教だろうと先輩をすく出してみせる!
そう意気込んでいたが,その連れてこられた場所というのが
ギャルゲーを制作している会社だった.
というわけで,突如としてギャルゲーのシナリオライター(サブ)になったイチくんが
やっぱり現実に打ちのめされながら頑張る話.
そこそこ面白かったよ.
Posted by ブクログ
主人公がギャルゲーのシナリオライターをする話。大学生の主人公は就職が決まらず、また夢を諦めかけている。そんな中、かつての先輩にギャルゲー作りの現場へと連れていかれ、シナリオを書くことになる。
引きこまれて夢中で読みました。
Posted by ブクログ
ギャルゲーな話かと思ったら、ギャルゲー作る話だった。全体的に平凡で、面白みがない。キャラが薄くて、プロットの流れも想定内すぎる。一応最後まで読めたので3。
現役のシナリオライターがゲーム会社の様子を描いた話だというけれど、就活セミナーのロールプレイじゃないんだし、変にリアルにせずもう少しファンタジー要素を入れるべきではないかと思った。でないならでないで、もっとリアルに走って露骨にいやらしい部分を書ききるべきだと思う。
話のスケールも、小さなソフトハウスでの1本のギャルゲー開発が軸なので、どうしてもスケールが小さい。話のスケールが小さいなら小さいなりに、人物造形の面白さで補ってほしかった。主人公のキャラが薄すぎるのも問題。欠点と長所をもっと描いて欲しかった。
ゲームを作る理由について、登場人物は皆異口同音に「『面白い』と言われるのが楽しいから」という理由だけで進んでいるが、もう少し確固たるモチベーションがあって良かったのでは? と思った。
ただ、主人公は先輩(女)に憧れていて、実は先輩も主人公に憧れていたことが解るシーンは良かったと思う。