【感想・ネタバレ】砂上の剣 ～イーハの少年剣士～のレビュー

水藤朋彦

とある砂漠の街。 二本の剣がぶつかりあい、甲高い音が空へ駆け上がっていった。静まり返っていた観客席で大きな歓声が沸き起こり、さらに口笛や足踏みが加わる。互いの全てを賭けて、そして勝負が始まった、その証しだった。 ここは、町の中心にある 『闘技場』。 少年剣士ハールの晴れ舞台である。 たくさんの夢と希望が渦巻くこの 『闘技場』 で、ハールは戦い続ける。最強の剣士を目指して。彼にとって 『闘技場』 こそが全てで、青春だった――。

[ブクログ · ★★★☆☆]

最強剣士との対戦にあこがれる少年剣士が、真剣への恐怖を学びながら成長していくも、罠にはめられた少女剣士のため脱出する話。
もっと剣闘シーンが盛り上がるといいね。

[ブクログ · ★★★☆☆]

☆3.6
闘技場を町の中心に据える、とある砂漠の町。
少年剣士ハールはそこで戦い続ける。最強の剣士、「折れない剣」を目指して。

ハール、ファーネイのその後が気になるー！アラシェスとカフィン、サウィードもそうだけど。５年後の話とか、続きないのかなー。

[ブクログ · ★★★☆☆]

砂漠の真ん中にあるイーハの闘技場。そこで闘う闘士となるため、幼い頃に後見貴族・アラシェスに連れられやってきたハールは、順調に成長し人気の闘士となっていた。だが初めて余所から来た賞金稼ぎと闘い、破れたことにより、剣や死に恐怖を抱くようになり―――。

文庫２冊分はある、文字数多めの分厚い本です。２時間の洋画にしたら面白そう。登場するキャラクターも魅力的でなかなか楽しめたんですが、ラストが好みではなかったので★３つ。