あらすじ
【「単行本1巻を読んだ。もっといいのを頼む。」「では、この2巻をやろう。」】
神の選民として天への道のりを辿ったイーノックは、予言通りに7人の天使たちの堕天が始まったことでついに旅立ちの時を迎える。やがて無二の存在となる天使・ルシフェルと共に――。人々の記憶に、今なお熱い想いを刻む伝説のゲーム「El Shaddai」!! イーノックとルシフェルのエピソードを軸に、ゲームディレクター兼キャラクターデザインを担当した竹安佐和記がコミックとして新たな魅力を紡ぐ、豪華すぎる第2巻!!
(C)2014 crim
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Posted by ブクログ
漫画を連載で毎月読み、小説版を並行して読み進めつつ、ゲームもちょっとずつ進めている、という不思議な状況での感想です。
毎月pixivコミックの連載で読んでいても、Webでさらっと流していた部分も、改めて単行本でじっくり読んでみると「ああ、こういうことだったのか」と発見があり、印象としては何度も読むことで味が出る、徐々に染み渡っていくタイプの漫画です。
登場人物たちの語る信念、失敗する主人公を見守る天使たちの言葉、仕事や人生で悩んでいる状況で読んでいると、とても心にささる言葉が多いように思います。凹んだらここに戻ってきたらハッとする言葉がありそうで。
元々アクションゲームとして存在し、
さらに色々なエピソード補完がある小説版があり、
更にこの漫画版ではキャラの心情などが細かく描写されていて、登場人物や世界観への思い入れが強まりました。
ゲームだけだと結構「?」てなるところも多いんですが、漫画を読んで、小説も読んでみると、キャラに愛着が湧くので、ゲームのプレイ印象もまた変わってくる気がしました。
漫画もですが、特にゲームでもサリエルの立ち姿と声と音楽と存在が反則なのでどうしてくれようかと。
激しく萌え転がれるのでオススメです。