【感想・ネタバレ】ダブル・ストーカー～女医・朝比奈遙子～のレビュー

志賀貢

女医・朝比奈遙子は気掛かりな患者を抱えていた。この患者の前担当医は、遙子に瓜二つだという。そんなとき、遙子を狙っていたストーカーが死亡。警察に疑いの目を向けられてしまう。「ストーカーは人違いだったのでは?」そう考える遙子だが、事件は思わぬ方向へ展開していく――。現役の医師が、医療現場の設備の問題を取り入れて描く医学ミステリー!

[ブクログ · ★★★☆☆]

現実味に欠け、あまり、ストーリー性もなし。ある女性の捜索を依頼された2人の男が、その人物うりふたつの女性を見つけ、ストーカーへと変わるあたりからして、ありえない。そして、いくら、似ているからといっても、実際に間違えるだろうか？泣けるはずの結末も、無理やりつじつまを合わされたようで、ちょっと消化不良気味である。