【感想・ネタバレ】日本思想全史のレビュー

あらすじ

この国の人々は選択的に外の思想を受け入れつつ、あるべき人間とは何かという問いを立ててきた。ではその根底にあるものは何だろうか。思想史を俯瞰してそれを探るには、日本の内と外の両側から眺める視点が必要である。そしてそのような内と外の意識こそ、古代からこの国で綿々と受け継がれてきたものだ。神話時代から現在までの各時代の思想に、外部的視点からの解釈を押し通すのではなく、内在的視点をもって丹念に光を当てる。一人の思想家による、初めての本格通史。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

神話時代から現代までの思想をまとめた一冊。
このうち近世(江戸時代)についてはキリスト教、儒教・朱子学から蘭学、幕末の思想までをたどっている。

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2019年07月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

20150919-1027 思想史、というとすごく硬い本を想像する。まだ読み始めだが、日本列島の成り立ちから古事記、万葉集などいわゆる思想書というより歴史、文学的アプローチから始まっているので読みやすい。日本人の『ものの考え方』を探るにはやはり詩歌の分析は外せないのだろうか。
放送大学でのテキストを加筆修正したものらしく、古代から現代まで万遍なく日本の哲学、思想史に重要と思われる事項、人物を取り上げている。

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2015年10月28日

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