【感想・ネタバレ】復興の書店のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

p.68
いまはまだ混乱し、様々な感情を咀嚼しきれずにいる…
…いま一人称で考えていること、感じていることを全て真っすぐに書いてほしい
p.139
がんばんなきゃいけない、つながらなきゃいけない、みんなのために、っていうことが当たり前みたいになって、自分のため、自分だけのための時間を作ることがとても難しかったから。
p.170
本屋の棚というのは、こうやって耕すんですよ
田んぼと同じで、棚は触れば触るほど生きてくる。

災害という非日常の中で本に求められるものとは。
書店員さんの奮闘、葛藤が語られます。読んでいるうちに胸が熱くなりました。
コロナ禍となった今はどんな様子になっているんでしょうか。
とある書店員さんの笑顔の写真にほっこりしました。

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2021年07月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・多くの人にとっては意味のない一冊の本でも、ある人にとっては宝石のように大きな価値を持つ。石巻のような地方の町では尚更、本はそのような存在だった。

・たとえ読むことはなくても、本棚を見ればいつもそこにあった愛着のある本だったのかもしれない。

・本は私たちに力を与え続けてくれています。目に見えて役に立つ、即効性と実用性の高いものだけではありません。心にそっと明かりを灯し、静かに寄り添い、ぎゅっと手を握り背中を押してくれる、そんな本とじっくり長くつきあっていくのもいいですよね。

本も店も流された人達が復興していく話。
本には不思議な力があるなとつくづく思い知らされた。これからも本屋さんを大切にしたい。
本の力、言葉の力は素晴らしい。

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2023年11月17日

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