あらすじ
同じドラッグストアに勤め、同じアパートで暮らす、公私ともに一緒にいる日々を送る上山と沖。
夜遊びを続け、殴られて帰ってくる危うい沖の面倒をみているうちに、上村にとって沖は気になる存在になってしまった。
沖がいつも口にしている飴玉が、「人の骨だ」と言う沖の言葉が、嘘なのか本当なのか。
ぐるぐる考えた末に上山がとってしまった行動は、自分でも予想外のもので……
感情タグBEST3
いい感じのラブストーリーです
タイトルとあらすじの内容を見て「おもしろそう!」と、直感で購入しました。
ホラーかな……?と思っていたのですが、ちょっと不思議な雰囲気の、さわやかラブストーリーです。
文章も読みやすくて、上山と沖の二人の性格がかわいい。
結ばれるまでのやりとりも、いい雰囲気でした。
沖が口に含んで舐めているものの正体……個人的にはもっと切ない、どろどろしたドラマを期待していたのですが、いい意味で裏切られました。
エロシーンもしつこくなく、さわやかなのは、この作家の持ち味なんでしょうね。
別の作品も読みたくなりました。