あらすじ
未来視の少年×未来人の少女。
多分、俺の席には未来人が座っていた。
数年前、不可解な現象に巻き込まれた果瀬春太郎(はせ・しゅんたろう)は、少し先の未来を見る力を得た。
その原因を知るために、未来型不可能事件(フィラデルフィア)と呼ばれる、いわゆるオカルトや都市伝説的な現象を調べる日々。
そんなある日、春太郎の目の前に、昨日まで存在していなかった少女が現れた。だが、クラスメイトの誰もがその違和感に気が付いていない。
東冬海(あずま・ふゆみ)と名乗ったその少女は、記憶のほとんどを失っていたが、特定の技術に関する知識を覚えていた。
それは、現代科学では証明しようがない超技術。そして、春太郎のもつ未来を見る力は、未来においてはある程度一般的な技術だったことが明かされる。
春太郎は自分の力の原因を知るため、冬海は春太郎の能力にもとの世界へと帰れる希望を見出して、二人は様々な不可思議現象を調査していく。
だが、特異点でしかない冬海の存在は、望まぬうちにハプニングを巻き起こし……。春太郎は究極の二択を迫られる……。
『トリニティセブン』『101番目の百物語』のサイトウケンジが送る、新感覚オカルティックエンタメ始動!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
時間モノSFのお約束を踏襲しまくってどっか既視感ある展開ばかりで、そのワリに設定が著者の頭のなかで完結してて説明不足なので正直よくわかんねって思ったけど、この「わかんねー」感が懐かしくも面白くもあり悪くない。
ばっちりSFなんだけどクドさ控えめでライト。ライトノベルだ!って思った。
Posted by ブクログ
101番目に少し似ている。
とはいっても、あっちは完全にラブバトルものだったけど。
この人の書く主人公はそっくりさんが多い印象。
なので受け入れやすさはあるけど、またかというかんじがする。
ただ分量があるので目がしばしばするかもしれない。
と思っていましたが、少しリズムが悪いせいで読むのが大変です。
おそらく細かく描写があるせいかなぁ?
単純に語りが長いだけなのかもしれない。
そういう意味ではこの人らしくない文章だったかなぁ
キャラクターがいきいきしていないってのが一番表現に近いかも。
確かにキャラクターの動きがわるのはよくわかるのだけど、それを全部踏まえて一人称してるため、すごーく1シーンが長い。
短縮すれば、もう少しリズムよく内容理解ができる気がする。
話にでてくる流れを追っていこうとすると
主人公の部屋→学校の途中→教室→教室(未来空間)→主人公の部屋(コンビニ)→未来空間→教室→未来空間→教室
という感じです。
とくに気にしないでいいとは思うのですが、SFの頑張ってるところが、教室(未来空間)しかない。
もちろん未来空間でそれらしいことはしてますが、実際に何かしたとわかるのは教室ぐらいな。
盛り上がりもそこかなぁ(最初のプロローグもそうでしたし)
文章の読みづらさもおそらく1巻だけで終わらせようと頑張った結果なのだと思われます。
上下巻にわかれて、例えば妹がいなくなるとことで終わって、それから世界を変えるまでが下巻という感じで、
もう少しアップアップすれば盛り上がりもメリハリがついたんじゃないかなぁ。
それとゲームであれば、ましになってた印象を受けました。
専門用語にしても、そういうリズムが悪いのもあって頭に入ってこない。
わかるのは、主人公がちょっと未来が見えて、ヒロインが未来人で知識がある。
そして妹が特殊な色を読み取れる。
それ以外については覚えるのも大変な気がする。
ようは箱にとじこめるのが力場であって、それをするのはそういう体質のある人みたいな感じ。
そういう言い換えみたいなのがあればぁ、わかりやすかったかなぁ。
話の流れというか、幕引きまでの道筋は好き。
ただオーソドックスなSFのため、よく見る話になってしまってるのがなかなか厳しい。
そのために文章の難解さをあげてるのだとしたら、もうちょっと簡単なものにしてほしかった。