【感想・ネタバレ】近くて遠い人のレビュー

ジェシカ・スティール / 永幡みちこ

苦労して育ててくれた母親に楽をさせるため、
キャシーは有名なクォントラル産業の会長秘書に応募した。
会長が長期出張中のあいだに採用が決まり、
母にも喜ばれ、うきうきと働き始めた2週間後、
彼女は初めて会長のエリオット・クォントラルと顔を合わせる。
すると彼は若く可憐なキャシーが新しい秘書と知るや、
怒りをあらわにし、玉の輿狙いと決めつけてきた!
そしていわれのない非難に青ざめる彼女に告げた――
もし少しでも僕に色目を使ったら、すぐに辞めてもらう、と

[Ikm · ★★☆☆☆]

なんだか・・・・。

ヒロイン：美人秘書　24歳（本人自覚あり）
ヒーロー：会社会長　30代半ば

このヒーローは最初から最後までずっと怒鳴っています。『疑われた無垢』とかのヒーローも怒鳴ってばっかですが、あちらは2人の絆がだんだん感じられたり、ヒロインを思いやる様子があったりで好きでしたが、こちらのヒーローはなんか愛情が感じられず、幼いって感じでした。
どこに魅力を感じたのか、ヒロインが好きになった理由がわかりません。ヒロインはこき使われて、マゾ？って感じです。ジェシカお得意の最後の告白までずっと嫌味を言っているか、ムクレているか、怒鳴っているかって感じです。
C1986年とありますので、今では立派なパワハラや、セクハラが多数。とにかく私はヒーローの魅力が少ないと思いました。