あらすじ
気象予報士のペリイは、同僚とカリブ海でハリケーンの“目”の中を飛行する冒険に挑んだ。だが、“目”から出る時、強風に揉まれて飛行機は海上に不時着、ペリイは嵐の海に投げ出された。漂流の末、彼は無人島にたどり着くが、廃屋の金庫の中で奇妙な物を発見する。しかも、やがて銃を携え奇妙な服に身を包んだ一団がやってきた。九死に一生を得てイギリスに戻った彼は、真相を解明すべく陰謀の渦中へと踏み込んでいく。
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Posted by ブクログ
競馬シリーズ38作目。
気象予報士としての好奇心に勝てず、
同僚と共に台風の眼に飛行機でつっこむことにしたペリイ。
だが、飛行機は不時着したどり着いた島には人はいないが牛はいた。群れで。
そして廃屋には金庫があって読めない書類が入っていた。
放射線防護服に身を包み、銃を持って現れた一団によって救い出されたが、
その正体は飛行機を売ってくれた男とその妻、友人の三人であることを
ペリイはすぐに見抜いた。
なぜか。
なぞの無人島、放射性物質の違法な売買、スパイ、牛の乳を直接飲んで罹患した珍しい病気と、
いろいろ絡んできて、
同僚には良い友人だと思っていたのに裏切られて、
個人的にはいまひとつだった。
一応、殺人は発生したが、
調教師である夫の浮気を疑っていた妻が、
浮気ではなく放射性物質を違法に売っていたことを知って、
夫を殴り殺しただったし、
妻は直後に列車に飛び込んで自殺と、
殺人「事件」ではなかった。
Posted by ブクログ
気象予報士のペリイは、同僚とカリブ海でハリケーンの“目”の中を飛行する冒険に挑んだ。だが、“目”から出る時、強風に揉まれて飛行機は海上に不時着、ペリイは嵐の海に投げ出された。漂流の末、彼は無人島にたどり着くが、廃屋の金庫の中で奇妙な物を発見する。しかも、やがて銃を携え奇妙な服に身を包んだ一団がやってきた。九死に一生を得てイギリスに戻った彼は、真相を解明すべく陰謀の渦中へと踏み込んでいく。
シリーズ第38作。約20年ぶりに再読。ハリケーンの目の中を飛ぶシーンは覚えていたものの、ストーリーの展開は忘却の彼方。