【感想・ネタバレ】あれこれ考えすぎて“動けない人”のための問題解決術(大和出版)のレビュー

あらすじ

断られるんじゃないか……自分にはできないんじゃないか……迷惑なんじゃないか……といった不安や心配を元から絶つ!心のブレーキに潜む“信念”を手放すことで、考えたことを次々と行動に移せる人に変わる画期的な方法。「実績抜群!予約半年待ち!」の心理カウンセラーが説く。

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Posted by ブクログ

ふと手に取った本だが、僕にとっては共感できるところが多くあった。

話は、行動するのにエネルギーを使う父と、父と同じような悩みをもつ子供で展開していく。

父の悩みや、対処行動は僕もやったことがあり、それでも解決方法がわからないっていうところが、非常に共感できた。

あれこれ考えることを改善する方法は最後の方に少し(全体の1/5程度かも)書かれているだけだが、それまでのあれこれ試したという前半部分が後半の説得力を上げている気がする。
改善方法は、認知行動療法の自動思考記録表に近いのかなと感じた。

幼少時代の親の接し方が大人になっても影響が出てくると述べられているので、これから子育てする人たちにも読んでもらいたい本。子育てで気を付けた方が良いところが理解できると思う

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2018年01月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

考えすぎて動けない人の心にブレーキをかけている不安、根拠のない心配、そして根源にあるインナーメッセージをリセットする方法が丁寧に述べられている。
行動にブレーキをかける代表的なインナーメッセージは、「私は行動してはならない」「私は決めてはならない」「私は重要ではない」「私は欲してはならない」「私は考えてはならない」「私は見えてはならない」
そうした原初体験の再生と感情の受け止め、望んでいた「ゆるしのメッセージ」を子供の自分にあげること。
個人的には、「私は考えてはならない」に対して「間違ってもいいよ。あなたはどうしたい?」のいやしのメッセージがしっくりときた。
主人公の直樹が、誰かに導かれるでもなく、間違いの例も示しながら、自分でリセットまで辿り着くのは、かなり違和感をもった。
14-169

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2014年11月03日

Posted by ブクログ

動けないモデルケースの人物の話をもとに、
なぜ動けないのか→その原因となる出来事は→どう解消する
について、話が展開される。

問題解決はあくまで、「動けない」の部分を解消し「動ける」にするため、
動けるようになったあとは別。

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2018年10月27日

Posted by ブクログ

なんで心配で不安になるのか、仕組みはよーくわかります。読んでいて、『あぁ~、よくあるよね。』って思うことが細く書かれています。ただ、解決策がどうもしっくりこなかった…。

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2014年10月13日

Posted by ブクログ

問題解決術というタイトルはついているが、
不安を根本から取り除くためのテクニックという感じ。
タイトルから勝手に、
「考え過ぎて動けない時にどのように抜け出すか」というものかと思って買ったが、
少しイメージと違って、
「そもそも不安を感じないよう、不安のもとを取り除く」方法が書かれている。
思ったより本質的とも言える。

不安に思っている時は、
根拠のない悪いことをイメージし(思い込み)、
それを思い込んでいるという。
その思い込みを外せばよく、
それは原体験というか、
その思い込みに至った幼少期の感覚を塗り替える。

以上がこの本の論旨だと理解した。

同じものをみても不安に思う人とそうでない人とがいる。
受け止め方が違えばその後の感情も異なることまでは理解できた。

あとは自分なりにこの本の要素を再整理して考え直してみたいと思う。

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2014年08月25日

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