【感想・ネタバレ】コス・クチュール (1)のレビュー

上田キク

日暮里高等学校一年生・井伊伊佐也は、帰宅部志望者の受け皿である手芸部唯一の活動部員で部長。被服室と部費を独占して、趣味の衣装作りを満喫していた。そんなある日、コスプレ部の立ち上げと引きかえに、幽霊部員だらけの手芸部は廃部の危機に。伊佐也の幼馴染みで生徒会役員でもある美山美衣は「コスプレ部志望者に衣装制作指導するのであれば、手芸部は廃部を免れる」と言うのだが――…。新感覚コスプレ衣装制作コメディ!!

[ブクログ · ★★★☆☆]

本屋で偶然見つけました。
カリスマ女性コスプレイヤー「カキカ」として活動している少年伊佐也（いさや）が所属する手芸部は帰宅部員の受け皿と化し廃部の危機を迎えており、存続の条件として幼馴染の美衣（びい）と栄子と椎名の3人になんだかんだ服作りを指南していくお話です。
ぶっちゃけずっとそれが続くので大きな変化がないと退屈な人には向かない（あってもまあそれなり）かもしれませんが、衣装作りのハウツー本としてはなかなか。衣装制作で役立つ小ネタがいっぱいで、ハンドメイドが趣味の私も思わずやりたくなりました。
ハンクラ―の一人として、これからも続いてほしい作品です。