【感想・ネタバレ】なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか エイリアン妻と共生するための15の戦略のレビュー

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Posted by ブクログ

2017/8/11男性更年期外来を開設したお医者さん。異性はエイリアン。その付き合い方を説き「一緒にいて気が楽」な関係になることを目標とする。座右に置きたいほどの傑作。★5

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2019年09月01日

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なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか エイリアン妻と共生するための15の戦略。石蔵文信先生の著書。女性の言動や態度の背景や取り扱い方を男性目線で説明した一冊。エイリアン妻という言葉も含めてところどころ過激で少し気になるような表現はあったけれど、男性も女性もお互いを思いやって理解しあうために役立つ内容があったように思います。

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2019年02月10日

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81)初耳学紹介
全ての結婚は間違いである
若い時の男性/女性ホルモンの過剰分泌によって
気がおかしくなって結婚に至るのである

「恋って言うのはね、精神の病なのよ。
つまり、とても冷静な判断を下せる状態ではないってこと
そんな時に人生で最も冷静な判断を必要とする結婚を決めたら一生後悔する羽目になるわ」やまとなでしこ

「人は判断力の欠如によって結婚し、
忍耐力の欠如によって離婚し、
記憶力の欠如によって再婚する」アルマンサラクルー


146)オシドリ夫婦を目指すのは間違い
すれ違いの生活を続けてきた夫婦が、定年を機に仲良くする努力をした方がいいのか。所詮は赤の他人なのだから、そこそこうまくいけばいいのであり、一緒に暮らす以上お互い多少の妥協は必要だが、ストレスをため込んでまで努力して仲良くする必要はない。人間は年をとれば一層わがままになることが多く「晩年も夫婦仲良く」はなおさら困難になる。むやみに高い理想を掲げてがんばる必要はない。夫婦関係で取り組むべき努力の方向性は「夫婦仲良く一緒に」ではなく「お互いにとって気が楽かどうか」

154)熟年夫婦がスープの冷めない距離で暮らすのは悪くない。夫婦が離れて暮らすことでお互い依存せずに済み、心地よい距離を取り合いながらうまく助け合っていくことができる。無理に同居を続けて相手のことが決定的に嫌になり、離婚沙汰になるよりは、愛情があるうちに距離をとる方が賢明ではないだろうか。
157)男性は定年後も絶対に仕事を続けた方がいい。定年後の生活を充実させるには「今日行く(ところ)」「今日用(事)」が必要だと言われている。仕事はそれが自動的に手に入る。ただし仕事に対する考え方を改める必要がある。現役時代の肩書や経歴は定年と共に消えてなくなり、ただの人に戻る。そんなプライドはさっさと捨て「お小遣いがもらえる最高の暇潰し」と考えよう。
174)今すぐにでも妻と別れて結婚したい大好きな人がいるというなら、あえて反対はしない。ただし今すぐにでも結婚したいと思ってしまうのは、恋の熱病におかされている可能性が高い。離婚を考えている人には「目先を読むな、先を読め」と忠告しておきたい。
175)妻と夫どちらの考え方が正しいのか正しくないのかを争っても結論は出ない。解決法を探ろうとするからややこしくなるのだ。考え方の違いを理解して受け入れて仕方ないとあきらめることも必要。

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2018年10月02日

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夫婦のあるべき姿に纏わる固定観念を綺麗に打ち崩してくれる良書。日本のヒップホップ黎明期に、「調子悪くてあたりまえ(ビブラストーン)」という歌があったのを思い出した。なお、題名だけみるとモンスター嫁に対する愚痴が羅列してある本とも受け取られかねないので、書棚に置く場合は要注意。

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2016年09月11日

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結構自分もやられている方の自覚はあるけど、すごい楽しく読めた。
特に印象に残ったのは、結婚とはなにか、の確認事項。
1. すべての結婚は間違いである。
2. 結婚とは、世の中から争いごとをなくすための社会的試練である。

それから、
「負荷こそが男を強くする」
と考えて、潔くあきらめることだ。

自分の方が大変だ」と言い争っても意味がない。

肝に銘じて生きていこうと思う。

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2015年01月29日

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サブタイトル『エイリアン妻と共生するための15の戦略』が笑撃的で手に取ってしまいました。予想を違わず、笑いながら読んでしまいました。男性の皆さんは一読の価値ありです。女性が読んだら怒るかな?

男性は、女性は、と決めつけてしまうのは注意が必要ですが、今までの経験に当てはまることが多く、めちゃくちゃ役立ちそうです。

この本の良いところは、男性から見て気になる女性の行動を、性格のせいではなく、ホルモンや人間本来の生存本能からきていることを説明してくれるところです。
パートナーのことを嫌うことなく、アドバイスを実践してみようと思えました。
まずは自立と無駄なプライドを持たないことから始めようと思います。

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2023年09月03日

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夫婦なんて所詮は赤の他人なのだから、そこそこうまくいけばいいのであって、一緒に暮らす以上はお互い多少の妥協は必要だが、無理をして、ストレスをため込んでまで努力して仲良くする必要はないと思う。

「お互い一緒にいて都合の悪いこともないし、それならこのまま一緒にいようか」と思える程度の、ぼちぼちな関係でいいのではないか。

二人でいたって大してプラスにならなくても、「お互いそばにいて気楽だし、マイナスにもならない」というなら、十分、夫婦関係を続ける理由になる。

「100%理想通りで、嫌いなところはゼロ」という相手など存在しない。相手に対して「嫌なところもたくさんあるけれど、可愛い面もあるし、まあ許せるから一緒にいられる」くらいの気持ちがあれば十分だ。

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2022年06月26日

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妻とのやり取りで悩んでたときに見つけた本。共感する部分が多々あって、スラスラ読めて為になった。あきらめが必要。男と女は考え方が違う。自立するよう、日頃から家事料理など、家のことをやること。老後にひとりで出来る趣味を考える。役立つ内容が多くあり勉強になった。

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2020年12月20日

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ネタバレ

具体的な戦略というよりは、心構えの方針として読むとなるほどなと思わされた。
家事の妻独自ルールは出向先のルールと捉える、自分の貢献が認められないとしてもチームとしての業績を上げるため自分が認められたいという欲を捨てる、よろしくおねがいしますなどの挨拶と同じように感謝の気持を表す、など会社での仕事と捉えれば、不思議と理不尽さは感じなくなるのかもしれない。

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2020年02月29日

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なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか エイリアン妻と共生するための15の戦略
著:石蔵文信

妻の行動や不平不満が理解できない
夫は多い。「自分としてはずいぶん努力しているのに、妻からはあまり感謝もされないし、文句を言われることのほうが多い。あきらかに夫婦関係は良くなっていない」と感じている人もいる。まず、これが解明できないと良好な夫婦関係は築けない。そのためには、まず敵を知ることが大切である。

本書の構成は以下の5章から成る。
①奥さまはエイリアン
②永延に理解できない異性の思考回路
③エイリアン妻ときょうせいするための15の戦略
④定年後の家庭内マネジメント
⑤55歳からの「おばちゃん化」のすすめ

ホルモンのせいにして割り切る。
これもひとつなのかもしれないが、妥協ではなく歩み寄りと二人の長期的視点でのバランスを整えること。を頭に入れていきたい。

私は結構妻と仲が良い。とこちらサイドだけ思ってるに終わらないようにやるべきことも多い。

当たり前のようにしてくれている行動に対して感謝の気持ちを忘れずにそれを伝えることと、話をじっくり聞いてあげる聞かせてもらうという姿勢で20年後に備えたい。

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2019年12月26日

匿名

ネタバレ 購入済み

 まず、冒頭で結婚は男と女両方の「一時の気の迷い」によるものであると喝破している。そして、男性と女性の性格と特性の違いを述べていく。女性に対するひとつひとつの指摘が的を得ている。妻の怒り恨みは無期限有効・利子付きのポイントカード制など、真実であるが恐ろしい指摘である。
 そして戦略であるが、家事に関する指摘が一番共感できた。家事は中途半端に手伝うものではないのだ。やり始めたら、自分の分担した仕事は「何があっても必ずやるべき仕事」なのである。私の場合、弁当箱を洗うのは完全に自分の分担になった。私がどんなに遅く帰って来ても、妻が一日中休みであろうと関係ない。はじめの頃は少しはやってほしいという甘えた考えがあったが、今は完全に割り切ってなるべく早くすますことにしている。
 定年後の記述に関しては、対象がバリバリの仕事人で地位も高い人であるので、私の場合はちょっとあてはまらないところがあると感じた。

 性に関する記述がなかったのが残念である。(性に関しては作者は分冊本を出していた)
 孤立は避けたいが、コミュニティとの関わり方がわからない。仕事を中心の暮らしを続けているかぎり、そんなに気にする必要もないと感じるがどうであろうか?
 妻に逆らわず、まあまあ自分の守備範囲をもって生活するような過ごし方は、満点とはいえないが、及第点と思う。

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2019年11月27日

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ネタバレ

手術後に自分が、自宅で絶対安静にしなければならなくなったものの妻の視線が気になって思わず手にとった。家庭の事をほとんど任せっきりになっていたので大いに反省すると共に、家庭内での「処世術」を学び密かに実行に移していこうと思った。特に生真面目な男性が読むと良いと思う。

個人的には妻が何事も生き生きとできるよう以下のことを心がけたいと思った。
①家事、特に料理をできるようになって「いつ、私が居なくなっても大丈夫」と思われるくらいになる。
②男女の違いを理解し、妻のコミュニティーには口出しせず本人の自主性に任せる。
③収入の伴わない仕事(ボランティア)であっても妻のために推奨する。

一番の気づきは「男と女は全く違う生き物で、時に衝突するが、違いと対策さえ取れば、老後をより良く生きていく指針も立てる事ができる」こと。

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2018年09月23日

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ぶつかることも多いうちの夫婦だが、これ読んでなるほどなと腑に落ちた。男女の考え方の違いをもとにした夫婦関係の構築指南、老後生活のアドバイスなんかは特に50代男性に一読おすすめ。ちなみにタイトルは過激だが、女性を敵視する内容ではない。

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2017年11月10日

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タイトル(エイリアン妻)からは、いわゆる「鬼嫁」が連想され、女性を敵視し、その傾向と対策に関するものかと思えるが、内容は全く異なる。本書は、本質的に存在する男女ギャップに着目した上で、夫婦関係の構築を指南するというもの。全体の5分の2は定年後の夫婦生活についてであり、中高年の男性向けの書だが、妻と共生するための15の戦略は具体的で広い世代に役に立つと思う。

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2017年10月16日

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エイリアン妻と書かれているが、結婚生活の実態、女性と男性の考え方の違いなどが書かれていて、その中で、如何に穏やかに暮らせるかと書かれている。いわば、結婚生活のサバイバル指南書といったとこであろうか。特に中高年などの年をとってからの身の回りの家の中の生活、あるいは、退職後の生活の穏やかに過ごせるか、あるいは、針のむしろで、生活するかの指南書である。女性と男性の違いから来るトラブルをなるべく避ける指南書と受け取りました。一度は読んで、損はないと思う。筆者は、男性更年期の外来を行っていた方で、様々な経験から書かれていると思う。

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2016年03月14日

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夫婦って一体全体何なんだろうと悩んだ時に読むとすっきりする。理解し合えなくて当たり前。愛し合ってなくても全然オッケーというのもアリだなと思う。

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2015年09月16日

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最近聞くようになった「夫源病」を命名した石蔵氏の著書。
夫に対して「どうやってエイリアン妻と共生するか」をアドバイスした指南書です。
まず男女の思考の違いを指摘したうえでじゃあどう妻を扱えばよいかという15の戦略に入るわけだけど、確かに!プププ!と思わず笑ってしまったのは、
「女の子は赤ちゃんの頃から空気を読むことに関しては天才的、そして男の子の赤ちゃんはビックリするほど何も考えてない」
もう、ほんとその通り。
我が家の場合それを実感するのが冠婚葬祭で、娘は(ゼロ歳のころから!)葬式法事結婚式に恐ろしく空気を読み大人しーーーく参加していた。一方息子はというと・・書くまでもない。ってそこが可愛いんだけど。

あ、って、話が脱線して肝心の15の戦略書く時間がなくなってしまった(笑)
まあ夫婦お互い歩み寄りましょうということですね。

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2015年01月13日

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タイトルを見て、思わず手に取ってしまった一冊(笑)。サブタイトルに「エイリアン妻」とあるが、何もこれは一部の特殊な女性にのみ当てはまるのではない。男と女は人間とエイリアンほど思考や行動がかけ離れているのであって、わかりあうことなどそもそも不可能ということらしい。
結婚後、妻は変わり果ててしまったと嘆く夫は多いが、実は、妻は結婚当初からまったく変わっていない。女性は誰でも、生まれからずーっとわがままである。すべての結婚は、10代後半から20代に過剰に分泌される男性ホルモンの仕業による「一時の気の迷い」に過ぎないのだ。では、夫はどうすればいいのか。冒頭に示される結論は「あきらめなさい」である……。
具体策として、結婚前後、出産〜育児、定年後の夫婦生活を「互いに心穏やかに過ごすための家庭内マネジメント」を著者が提言する。
一読して、とりあえずの心構えができました。これからは何かあった時、そのつどこの本を開いて対策を講じていこうと思います(笑)。

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2015年01月09日

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石蔵文信のなぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのかを読みました。
「エイリアン妻と共生するための15の戦略」という副題のついている、妻とうまくやっていくための処世術の本でした。

結婚した男女は最初はホルモンの作用により相手に熱烈な愛情を感じますが、3年もすると互いに相手に対する熱烈な愛情はさめてしまいます。
「最近妻がわがままになった」と感じる男性は多いようですが、女性はずっとわがままなのであって、結婚当時はホルモンのせいで妻がわがままであることに盲目だっただけだ、と解説されています。
もともと、男性と女性は感じ方や考え方が異なっているので、エイリアンと接するつもりで行動しなければならない、と主張されています。

さて、男性が定年になって会社に行かなくなると、いままで一緒に過ごす時間が少なかった夫婦も一緒に過ごす時間が増えてきます。
夫の対応が悪く、妻が良妻だったりすると妻が「夫源病」になってしまうこともある、と解説されています。

ここで、夫が妻と一緒に生活するときに必要な15の対策が挙げられています。
例えば、妻の話は「聞いている」という演技が大事、アラが見えても何も言わない、ホストになりきる、妻の積年の恨みを一度は吐き出させる、などなど。

定年になったら会社を退職してのんびりしようというような考えは甘いのかも知れないなあ、と思いました。

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2014年11月24日

Posted by ブクログ

50代向け。まるでうちのことが書いてあるようで笑った。どこも同じなんだと思えただけでも価値ある一冊。後半は流して読んだけど50過ぎたらまた役に立つかも。

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2014年11月16日

Posted by ブクログ

2020.01.28

男性と女性ではそもそも生態的に異なるのだ
ホルモンによる差異を知って、夫婦として
生物として生きていくための指南書
私はこの本では「敵」なる妻役であるが
この本による解説はなるほど!と膝を打つしかない。
互いに思い合い、そして別の生き物だと多少ドライな考えを持つのが
きっと長く続けられるコツなのだろう。

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2020年02月01日

Posted by ブクログ

なんか前提がダサいから、いちいちダサい。団塊世代以上がターゲットなんだろうけど、それにしたって、その世代の女性は今の社会に適用するため進化してると思うけど。この本を信じて実行努力するオジサンたちが気の毒なような・・・

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2014年10月26日

Posted by ブクログ

すべての結婚は「一時の気の迷い」で、若い時の男性ホルモンの為せる業との大前提を示す。
この前提に立てば、エイリアン妻への対処法も目から鱗的に理解と納得がいく。
従って15の戦略も現実的、説得力がある。
所詮男は孤独で哀れで弱い動物に過ぎないということだ。

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2014年10月10日

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