あらすじ
孤独な狼族・ロウランに仕えることになった妖狐族のシュロ。冷たく突き放すロウランに、シュロは持ち前の健気さでお世話し、時には自分の体も差し出して…!? 耳をふるふる尻尾をぱたぱた♪ オオカミ×キツネの押しかけ女房生活! シュロの親狐・阿宇良×吽可の子づくり子育て奮闘記も収録。けも耳と擬人化読みきりたっぷりでお届け!
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Posted by ブクログ
①狼のロウラン×狐のシュロ
孤高で天涯孤独のロウランが狐のシュロから愛情を捧げられる話。少し、エロ方向に話が進んでしまい、ここでそれやるん? っていうことがありますが、話は全体的にまとまりがあり、それなりに読める話でした。
②シュロの両親
シュロの両親が頭首などについて、シュロを産み、育てる話。シュロを育てる時に、二人共が四苦八苦しつつ育てていくさまがほのぼのとしており、にまにましながら見ていました。
③人間と神様が与えた物(栄養ドリンクと紅茶)
日常生活に疲れた人間が神から与えられたものたちによって、癒されて立ち直っていく話。こっちの方が日常を描かれており、シビアな話ばっかりで、人間の気持ちに同調しながら読んでいきました。私は紅茶の、必死になって人間を励まそうとする姿が好きでしたので、紅茶の話の方がお勧めです。
①から③のなかでは、短編で収録された③が、次に②が面白かったです。①の表題作は私には合わなかったです。