あらすじ
【思いのほか胸がいたくて興奮した】 大学生の柳瀬は、バイト先で知り合った客に頼まれて、留守を預かることに。ところが、そこには『犬』と呼ばれる青年が住んでいた。『犬』の色香に絆されて、柳瀬は体の関係を持ってしまうが…。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
山田さんの著作を初めて読んだのは、TL(多分)でした。
それから色々読みあさりましたが、何故だか一番始めに読んだ話が一番BLっぽかったような??
今回の話は、今まで読んだ中で一番とりとめがない気がします。
でも、嫌いじゃない。
雰囲気的には、よしもとよしともの短編に近いような。サブカル漫画の読後感に似てました。
淡白な人の視点だからかもしれません。
意味あるのかな?ないのかな?という乾いたお話が詰まってました。嫌いじゃないですが、萌えはなかったかも。
どれも不安定ですが、兄弟も犬も「いつかいなくなる」前提で話が進んでいるようで、ハッピーエンドっぽいのにとても不安な気分が消えません。
この不安な感覚が、山田漫画の醍醐味なのかしら。
絵は、少し前の簡素な絵の方が好みかも。
Posted by ブクログ
独特の雰囲気は健在で、相変わらず好きでした。
乾いてて湿ってて、うーん、良いです。
が、他の方が言うよう、何かがちょっと足りないような。
あと、絵柄が「クララ~」の頃はアナログだったのを
ペン入れまでデジタルにしたのかな?
力が抜けすぎというか。アナログの方が好きでした。
Posted by ブクログ
2021年10月6日再読。
表題作は、犬の面倒を見るようバイト先の客の留守を預かる大学生×『犬(業)』をしている青年。同時収録は、出奔を繰り返す父が言い残すがまま『仲良く』二人で暮らしている義兄弟(弟×兄)。