あらすじ
データを制す者がビジネスを制す――そんな言葉がいよいよ現実味を増してきた今、ビジネスデータ分析の第一人者が書き下ろしたのが本書だ。多量のデータを瞬時に集計し、さまざまな切り口で次々に分析、あぶり出された結果をもとに対策を立案できるようになる……それが本書の目的だ。分析するだけではなく結果を出すために必要な考え方を丁寧に解説しているので、データ分析の最初の1冊としても最適。さらにこのスキルを身につければ、これまでの資料作成時間という膨大なコストを劇的に削減できるだろう。データは既に会社にある。エクセルはPCに入っている。あとは、あなたがデータ分析手法を身につけるだけだ。
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Posted by ブクログ
「理解できた!」とはならなかったが、
「あ、理解できそう!」とは、なった。
キッカケをつかめそうな。
そんな感じの本だった。読みやすかった。
私は、この、左側に文章、右側に図・例の
構成が好きなのだと気づきました笑
Posted by ブクログ
データ分析について、ビジュアライズの方法などについて著者の視点より整理、紹介した本。
参考になりました。
〈メモ〉
・表からは事実をつかめる。ビジュアル化すると問題や傾向が見える化できる。データとは事実の羅列だが、見て判断ができるものに。
・データ分析で利用するグラフ
①ABC分析グラフ ランク分けして整理するためのグラフ。顧客管理や在庫管理で利用
②ファンチャート ある年や月を100として、その後をこれに対比した指数で表すグラフ
③Zチャート 移動年平均を利用し季節変動を排して、純粋に伸びや落ち込みを分析するグラフ
④ヒストグラム 階層別の個数などを棒グラフにひて、その分布動向を分析するグラフ
⑤バブルチャート 3つのデータ要素をxy軸とバブルの大きさで表すグラフ
⑥レーダーチャート 3-6項目を蜘蛛の巣状にして、それらの項目全体としての強み弱みを分析するグラフ
・カラーセルで表の見える化分析を
①主力分析 カイトグラフ 表の縦軸、横軸を降順に並べて、主力がわかるようにしたグラフ
②構成分析 マルチABCグラフ 横軸の項目に対して縦軸の項目をABCごとに色分けし、複数のABCグラフを同時に表現したグラフ
・順位変動で古い月で降順にすると落ち込みがわかり、新しい月で降順にすると成長商品がわかる。
・ABC分析 累積構成比でランク状況をつかむ
・条件付き書式で表の見える化を行う
データバー 数値によってセルの中に横棒グラフを表示する。
・スパークラインで表内に折れ線グラフや棒グラフを表示