【感想・ネタバレ】守護者がめざめる逢魔が時5 守護者がいだく破邪の光 【SS付き電子限定版】のレビュー

あらすじ

【電子限定版】書き下ろし番外編「佐原教授のうつしよ夜話」収録。●「迷っているなら、おまえは呪詛返しから降りろ」──清芽に関する記憶を失い、明良に決断を迫られた凱斗。けれどそれを知った清芽は、「凱斗がいないなら、一人と同じだ」と慟哭する。そんな兄の激白に、打ちのめされる明良。「兄さんの世界には凱斗しかいないの!?」長年抑えつけてきた激情が、ついに決壊して!? 闇との境目に立つ危うい弟と元恋人──再決戦の時を控え、清芽に選択の時が訪れる!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

総合評価:★4.5
守護者シリーズ第5巻。物語もいよいよ大詰めで、後半はずっとハラハラしっぱなしでした。
また、一巻の自転車のくだりが伏線だったと分かった時は吃驚するのと同時に心底感心しました。それだけストーリーがしっかり練り込まれてるって事ですよね。そりゃ面白い訳だ( ˘ω˘ )

祟り巫女との争いにもようやく決着がつき、ひとまず良かった…と言いたいところですが、佐原教授が無惨に殺されてしまったのがあまりにショック過ぎて今回は読み終わった後にかなり落ち込んでしまいました(ToT)
カップリング要素のない脇キャラでしたが、作品が作品なだけに佐原教授の明るさとテンションの高さに救われてた読者も多いと思うんです…。私もその一人でしたし。
一番死にそうになかったキャラが志半ばで死ぬって、かなりメンタルやられますね…。
ていうかこの作品、味方サイドで死人が出ると思ってなかったんで余計ショックで。月夜野はまぁ、仕方ないとして佐原教授は違うでしょ…。初めて神奈木先生を恨みました…(笑)

とはいえ、今回もストーリーは圧巻の面白さでした。
清芽が凱斗ではなく明良を選んだことや、当の明良が敵サイドに唆されて闇堕ちしそうなことなど、まだ大小様々な問題が残っているので次巻でどういう展開になり、どういう終わり方を迎えるのかめちゃくちゃ気になります。
とりあえず、もうこれ以上味方サイドで死人が出ないよう願ってます…頼みます、ホントに…(T-T)

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2022年12月01日

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