あらすじ
巫女の怨霊との戦いで、呪詛返しは失敗!! 神隠しから生還した凱斗(かいと)は、なんと記憶喪失で、清芽(せいが)の存在のみ記憶を抉り取られていた!? 赤の他人を見る冷たい眼差しと辛辣な言葉のトゲ――。恋人の拒絶に傷つく清芽だけれど、巫女の復活の時が迫っている。凱斗を取り戻したい清芽は、呪詛返しのやり直しを決意!! そんな清芽を見守る明良(あきら)は、兄の意識を独占する凱斗へ嫉妬と苛立ちを隠せずに!?
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Posted by ブクログ
総合評価:★4.5
守護者シリーズ第4巻。タイトルで「あっ…(察し)」となりましたが、やはり凱斗さん記憶喪失になってらっしゃる…!!。゚(゚´▽`゚)゚。
まぁ、無事に戻って来てくれただけでも御の字なんでしょうが、愛する恋人の記憶がごっそり抜け落ちたせいで別人のように性格が変わってしまった凱斗に涙する清芽が何とも不憫で胸が痛みました…。
でも、優しくない訳じゃないんですよね!素っ気ないけど“元の凱斗”らしい部分も僅かに残っていて、凱斗がいきなり清芽を抱き締めるシーンなんて挿絵も相俟って激萌えでした(//∇//)
今回もラブ度は低めでしたが、神奈木先生は変に急がずじっくりストーリーを進めてくれているのでストーリー重視派の私的には大変ありがたく、最後まで楽しく読めました。
とりあえず月夜野が無事(目覚めてないけど)で良かったです。前回のあの終わり方だと死んでいてもおかしくなかったので…(°_°)
次は巫女と巫女の子供?とのバトルになるのかな。明良もちょっと不安要素あるし、果たしてどうなる事やら…。次もめちゃくちゃ楽しみです!