あらすじ
十九歳のとき、薬害エイズ訴訟の原告として注目を浴びた青年は、いま国会議員として何を目指しているのか。十五年前に感じた政治不信の根源を絶つべく、永田町に身を置き奔走する日々を率直に綴る。なぜ国は動かないのか。市民のいのちや暮らしを守るための法律成立を阻むものの正体とは。少数派の声にも耳を傾け、与党・民主党にも迎合しない姿勢を貫く。政権交代が実現させたいま、「政治は自分たちで変えることができる、という自信を一時の夢で終わらせないで下さい」と有権者たちに呼びかける。そのためにも、政治から目を離さないことが肝要である。さらに、議員ムラ永田町の実態をレポート。「居眠り議員はなぜ多い?」「法案の中身も知らずに投票?」「野次がうまい議員は?」をはじめ、国会食堂、無料パス、給料のウソ・ホントなど内輪話も興味深い。また、自身の生い立ちから結婚までのエピソードも披露。政治家と有権者の距離がぐっと近くなる好著である。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
十九歳のとき、薬害エイズ訴訟の原告として注目を浴びた青年は、いま国会議員として何を目指しているのか。
十五年前に感じた政治不信の根源を絶つべく、永田町に身を置き奔走する日々を率直に書き綴る。
なぜ国は動かないのか。
市民のいのちや暮らしを守るための法律成立を阻むものの正体とは―。
少数派の声に耳を傾け、与党・民主党にも迎合しない姿勢を貫く。
さらに、国会食堂や無料パス、給料のウソ・ホントなど、議員ムラ永田町の内輪話も興味深い。
政治家と有権者の距離がぐっと近くなる好著。
[ 目次 ]
第1章 ビックリ!国会の内側
第2章 議員ムラ永田町
第3章 なぜボクは国会議員になったのか
第4章 無所属議員vs政党議員
第5章 永田町のルール
第6章 ボクの夢はいのちが最優先される社会
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
目次をみてガッカリしたのは、著者が二世議員だったという事です。
世襲議員なのかどうかは読み終えても分かりませんでした。
そういえば、U杉T氏の著書「世襲議員のカラクリ」によれば、二世議員で世襲議員でないのは、田中甲先生だけだそうです。
Posted by ブクログ
現役の国会議員がその日常をわかりやすい文章で説明しています。
本人は無所属なため、余計なフィルタがかかっておらず率直に一個人としての意見を述べているという点が特徴だと思います。
ただ、この本が出たすぐあとに、みんなの党に入党しましたが。
今日、鳩山総理が辞任を表明しました。幹事長とのW辞任です。
いよいよ日本は混迷してきました。
これらの政治というものが一体どのような文化の中で行われているのか?この本を読むと少しわかると思います。
政治という世界は何よりも腹芸ができないといけないようです。
日本だけなんでしょうか。