あらすじ
ヒトラーが牛耳り世界中を敵に回しつつある1930~40年代のドイツ。チンピラとして、安い自由を満喫していたドイツの若者マックスは、大金をネコババしたことがきっかけでドイツ海軍へ志願。銃弾飛び交う命の危険より、差し迫った小さな危険を重視したチンピラの考えはどこまでも浅かった! 今なお史上最も有名な独裁者、総統アドルフ・ヒトラーの誤った野心は、彼ら2人のチンピラの想像をはるかに超えていたのだ!
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Posted by ブクログ
第二次戦、ヒトラーの台頭するドイツで、
青年は時代に翻弄されていく。
とむりやり2行におさめたんだけど、
めっちゃくちゃ面白い。
大金拾ってそれを使う前に戦争が始まっちゃって。
あれよあれよと言う間に、ドイツからほど遠い日本に
なぜがスタンディングオンザグラウンド。
帰ることが出来るのか?あの金は無事なのか?
あの子は約束を今でも守っているのか?
続きが楽しみでしょうがない。
黒田さんの圧倒的な画面構成がまたすごいです。
Posted by ブクログ
第2次世界大戦中ドイツ海軍。
黒田硫黄の久々の新作はまたマニアックなところをついてきます。
このくらい変な設定じゃないと燃えないんでしょうね。
筆画も復活して先が楽しみ
Posted by ブクログ
日本人に向けて歌う以上、
日本語で歌うほうがいい
と、思うている私は、
かっこつけのために西欧を舞台にするのがあまり好きではなく、
というのも
カタカナでなじみの薄い地名や名前を認識する方に神経が偏ってしまいがちで
しかしそこは硫黄
かっこつけのために外国人を登板させるような無粋なことはせん
♪明けない夜はないさ〜
と歌うのが一般的な潮流にあって
「朝が来なければいいのに」
というセリフの切実さ
社会は往々にして
陽を前面に押し、一方で陰を否定的に扱う・隠蔽しようとする。
それは一見クリーンに映るが、過ぎたれば病的。
赤紙が届いたら素直に泣いていいし、泣くのはマイノリティでもないはずだろう。
「朝が来なければいいのに」
と、つぶやきでいいから声に出して言えたら、
そんな人が増えたら、
日本の自殺者数はもう少し減るんじゃないだろうか
なんて
Posted by ブクログ
第2次世界大戦時代が設定
疾走感と暗さが混ざってて
時代が無視されるような明るさまで感じるところもあり
タンタンと味のあるキャラクターが動く感じが良い
Posted by ブクログ
久しぶりだね、硫黄くん。という感じがする。待ってたよ、これを。。。黒田硫黄の漫画の女の子のあの感じが好きです。そして、作品全体にある突き抜けた感も。一緒に短編集も出てたのか。また今度買おう、そっちは。(08/10/4)