あらすじ
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ノマド、クラウドなど、オフィス内に留まらず、仕事を「いつでも・どこでも」できることが流行となったが、2011年には、震災と原発事故の影響で、もっと大きい規模で、首都圏だけに住み働くという考え方よりも、むしろ、日本を広く捉えながら、住む場所にあまり捉われずに働く働き方、住み方の選択も認知されつつある。人気イラストレーター鈴木さちこが「日本のいろんな都市を実際に体験してみて」、住み・働くのに適した「自分なりの都(みやこ)」を探すコミックエッセイ。日本の各都市の中で、実際にしばらく滞在し、暮らしを体験しながら、コミックでルポし、自分にとっての「都(みやこ)」を探求し、新しい『住み方』と『働き方』につて考察。そして結論は、「移住か? はたまた、そのまま今いる場所で暮らすのか?」 「住む・働く」を再び(笑いながら、ちょっと真面目に)考えるほのぼのコミック。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
あの地震をきっかけに、住まいを変えてみようと
あちらこちらに仮移住してみた、というエッセイ漫画。
希望の地を転々としているわけですが
北海道から九州まで、土地はさまざま。
しかしどこを選んだとしても、住み慣れていない土地。
良い所もあれば、悪い所、不便な所と問題は多々。
旅行に来ていれば目をつむれる部分も
移住となると駄目なわけで…。
良かった点、悪かった点、当然色々。
しかし結局住み慣れた土地がいいな、というおしまいで
結局選ばなかった、という事なのでしょうか?
Posted by ブクログ
3.11を機に、地方に住むのもいいかなあと考え始めた著者。イラストレーターなので、地方でも仕事には困らない。「住めば都」を旗印に、住みたい都を求めてレポート。四国・九州・関西・長野・札幌。ちょっと観光気分であるのは否めないけれど、ちゃんと不動産情報も載っています。
で、鈴木さんは引っ越すのかなあ??
Posted by ブクログ
30代女性の著者が、東日本大震災をきっかけに、「観光」ではなく、そこに住む「引っ越し」を前提に7か所の都市を訪れます。
車が運転できなかったり、思い入れのある場所とその理由が偶然ながら同じなど、自分との共通点が気になった末に購入。シンプルな絵柄の割に頁内がちょっと混んでいる気がするのは本の大きさとコマ割りのせい?あと、たまに吹き出しが読みにくいときがありました。
約1週間の滞在ですが、「住む」を前提にした旅本というのは発想がちょっと新鮮でした。町の紹介はどうしても観光の紹介と重なるため、「日々の暮らし」の視点をもっと突っ込んでよいとは思いましたが、前回読んだ本より良かったです。