あらすじ
どうしても忘れられない恋──。四年余り経った今でも、京の心を甘苦しく締め付ける、三つ年下の男。駆け出しの建築家だった蓮児は情熱的に京を求めてきた。初めて知る恋の喜びに耽溺すればするほど、恋がもたらす恐怖は大きくなり、京は蓮児の前から逃げ出した。月日が傷を癒やすかと思っていたある日、京が長期出張から帰ってくると、勤める設計事務所は大きく様変わりしていた。そして、今や世界的な建築家になった蓮児がいた──。再会したばかりの社長室で京は再び残酷なほどの悦楽の渦に呑み込まれ…。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
好きだからこそ蓮児の足枷になりなくないと4年あまり前に蓮児の前から去った京の前に立派になった蓮児が現れ
ところ構わず京を抱くHが凄かった。
京は蓮児から離れた事の罰だと逆らえず、しかも未だに好きだから体は喜んでしまうとか辛くて。
蓮児の態度や言葉がキツくて本当に罰なのかと思っていたら実は蓮児は蓮児で京を諦めてはいなくて、とそこは良かった。
任された仕事も取り上げられて、しかも蓮児はある女性と結婚すると噂を聞き絶望する中でも仕事に打ち込む姿には涙が。
その時に京が危機に合い助けに現れた蓮児は凄かった。
その後に色々と種明かしがありようやくしっかりとお互いに気持ちを伝え合い結ばれてホッとしました。
時間がかかったけれどそれは2人には必要な時間であったと分かるのは良かった。
終の棲み家、素敵な2人の愛の巣でこれからは公私共に幸せに暮らして行って欲しいです。
Posted by ブクログ
臆病な京だけど、自分だけの問題だったらここまで怖がらなかったかも。と思う。自分が原因で、大切な人が傷つくことを何よりも恐れているように見えるから。そんな京と心から愛し合っているはずの蓮二との傷つけ合いやすれ違いが悲しい。ちゃんと誤解を解いて、幸せになって欲しいな。と願わずにはいられなかった。
Posted by ブクログ
りょうさんの表紙に誘われて、 久しぶりに眉山さんの本を読みました。 テンプレでしたけれど、テンプレなりの安心感にりょうさんの絵が加味されて良かったです。 酷い事されて居るんだけれど、もう愛が見えてるので読んでるこっちはジレジレ感でしたけれど、 受は身体も心も嫌がってないし、ただ臆病なだけだもんねぇ。 再会ものだけれど、受を今度こそ逃がさないように地位も力も付けた攻! カッコいいですね。
Posted by ブクログ
好きだからこそ怖くて逃げるっていうまあ、良くあるパターン。
逃げられた方が社長になって会社に入り、逃げたほうを性奴隷のように扱う。。。。
ただ、視点が切り替えで進むので、攻めの気持ちも分かり安心して進む話。
の割には、ちょっと攻めの好きという気持ちに疑問持っちゃうような扱い方だったかなぁ。
受けは逃げたいのに好きで逃げれない。
でも攻めをそういったゲイの道に危険な道に進ませたなくないから別れたのに・・・みたいな。
でも、最初逃げられた時に攻めが受けの実家まで行ったことや探し当てた場所まで行ったこととか、情熱的と言うより執着ww
終盤、クライアントにレイプされそうになった受けを助けるためにクレーン車でその家を壊そうとするのはちょっと突拍子ない気もするけど、まあいっか。