【感想・ネタバレ】天地無用!魎皇鬼(11)のレビュー

あらすじ

阿重霞、突然の失踪。OKU-IIの皇子・臥竜に洗脳された阿重霞が天地の命を狙う! 緊迫の展開の前半部分と、珠玉の短編2本を収録!!

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Posted by ブクログ

前半は、美星が少女時代にお世話になったおばあさんが危篤状態となり、天地を伴って彼女のもとへ駆けつける話や、鷲羽の作った亜空間ゲートで天地たちが食料探しをするために遠い他の惑星へ出かける話などが収録されています。

後半は、しし座の惑星OKU-Ⅱをめぐる物語です。この星の王子である臥竜(がりゅう)が、地球上の阿重霞を誘拐し、彼女を洗脳してしまいます。臥竜に精神を支配された彼女は、天地のことを敵だと思い込み、彼らと戦います。砂沙美の必死の説得によって彼女にかけられた洗脳が効果を弱め、一時はもとの彼女に戻ったかのように見えましたが、そのことに安心した砂沙美までもが、阿重霞とともにふたたび臥竜のもとに捕らわれてしまいます。

次が最終巻なので、そこでこの事件の決着がつけられることになるのでしょうが、敵の臥竜にあまりラスボス感がなく、いま一つ盛り上がりにかけるような印象を持ってしまいます。

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2017年06月06日

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