あらすじ
経理部・財務部に所属していなくとも今やビジネスパーソンにファイナンスの知識・考え方は必要不可欠。専門家だけに必要な知識には深入りせず必要にして十分な事項を解説した入門書。
【主な内容】
第1章 ファイナンスとは何か
第2章 投資家が期待する儲け―資本コストと資本構成
第3章 フリーキャッシュフロー
第4章 投資プロジェクトの評価方法
第5章 企業価値と株主価値の計算方法とその向上策
第6章 企業価値や株主価値を向上させるための経営管理の仕組み
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今まで読んできたファイナンスの本で1番わかりやすかった。ファイナンスは過去から現在までの事業の成績を元に今後のフリーキャッシュフローを計算して会社の価値を測る方法だ。定量的に今の状態を価値化することにより戦略を考えたり、目標とのギャップを埋める方法を検討する時に有効だ。ファイナンスをひとつのクローズした学問と考えるのではなく、経営を行う際のコックピットのツールのひとつだと捉えるべきであることが本書を読むとよくわかる。
Posted by ブクログ
非常に分かりやすく、ビジネスファイナンスとして知っておくべきエッセンスがこの一冊でつかめる。特にリスクと資本コストの部分は他の参考書を読んで難しく感じていたが、最後に本書を読んで、消化できそうな気がしている。数式は少なめだけど、解説がとても丁寧です。