【感想・ネタバレ】双子の遺伝子のレビュー

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Posted by ブクログ

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人の能力や性格、病気については、遺伝子によるものなのか後天的な(エピジェネティクス的な)ものなのかを、遺伝的にほぼ同じである双子の例を挙げて解説した書。
 まず、現在分かっているエピジェネティクスは2種類。メチル化と、ヒストン修飾。
 で、同性愛、暴力、能力、精神疾患、肥満、幸福、などの観点から言及
 また、化学物質や、特定の経験(飢餓など)が、子・孫までに及び遺伝子をメチル化もしくは脱メチル化する事や、周産期の状況がエピジェネティクスを引き起こす。
 これから子供を持ちたいと思う人には、自分やパートナーの親の遺伝子だけでなく経験も既に子供の元となる生殖細胞に刻み込まれているという実感ができて、なかなか読み応えがある。

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2015年06月09日

Posted by ブクログ

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 さくさく読めた本。
 遺伝子ですべては語れないと双子の例を挙げ示している。エピジェネティクスの詳しい原理などは書かれていないのでさくさく読めたのかもしれない。私にとって新しく知ったこと、確証をえたこと、いろいろ突っ込みたくなるような事例を、引用にて記録する。

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2016年07月26日

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