感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2020年09月21日
ちくま新書の名著30冊シリーズの自己啓発本版。
当然「自己啓発本の紹介」というわけはなく、どちらかというとその本らが「どのように読まれてきたのか?」「なぜ読まれ続けているのか?」といった背景が見えてくるような解説が続く。
ストア派が2冊、スマイルズ、マキャベリ、ベーコンなど。読んでないものは一度...続きを読む読んでみたくなった。
Posted by ブクログ 2011年09月22日
■マインド
1.経済の事は経済学者にはわからない。それは理屈一方から見るゆえだ。世の中はそう理屈どおりいくうものではない。人気というものがあって、何事にも勢いだからね。(氷川清話)
2.我々は短い時間を持っているのではなく、実はその多くを浪費しているのである。人生は十分に長く、その全体が有効に費やさ...続きを読むれるならば、最も偉大なことをも完成できるほど豊富に与えられている。われわれは短い人生を受けているのではなく、われわれがそれを短くしているのである。(人生の短さについて)
3.悲しいかな、私たちの多くは、人生の土壇場に追い込まれない限り、それを自分自身の問題として実感することができない。(人生の短さについて)
4.生きることを止める土壇場になって、生きる事を始めるのでは、時すでに遅し。(人生の短さについて)
5.自分ができることに集中する。(自省録)
6.君が何か外的の理由で苦しむとすれば、君を悩ますのはそのことを自体ではなくて、それに関する君の判断なのだ。(自省録)
7.他人の悪口は何の役にも立たない。(人を動かす)
Posted by ブクログ 2018年10月31日
自己啓発の分野として、自伝、人間論、生き方、知的生活の4つのジャンルに分けて紹介。古典が多いので、紹介文を読むだけで内容を把握できるのはありがたい。
同氏のブックガイドについては「人間力を高める読書案内」をすでに読んでいたのだが、それでも読みごたえはあった。
自分に何の徳性もない人は、いつも他人の...続きを読む徳性を嫉妬する。人々の心は自分自身の善か他人の悪か、そのどちらかを食べて生きるからである(ベーコン)
君の力でどうにでもなる事柄を自由な人間らしく利用する方が、奴隷のように、また卑しい者のように君の力にない事柄を望むよりもよいではないか(アウレーリウス)
<関心をもった本>
読書について(ショウペンハウエル)
読書と人生(三木 清)
自警録(新渡戸 稲造)
菜根譚(洪 自誠)
スマイルズの自助論(サミュエル スマイルズ)
ある明治人の記録(石光 真人)
氷川清話(勝 海舟)
福翁自伝(福沢 諭吉)
高橋是清自伝(高橋 是清)
フランクリン自伝(フランクリン)
Posted by ブクログ 2012年01月15日
過去何十年、何百年と読まれ続けた人生や生き方に関する本を30冊紹介した本。自伝、人間論、生き方論、知的生活論の4つに分けられています。本書に紹介されていることがきっかけとなって、興味の出てきた『人生の短さについて』『菜根譚』『読書について』を実際に手に取って読んでみましたが、付箋を貼りたくなる箇所が...続きを読むたくさんあって、今まで読み継がれてきた本の良さを実感できました。読みたい名著を探したいときや、その本を読む際のポイントを確認するときとても役立つ本だと思います。(2012.1.8)
Posted by ブクログ 2012年01月28日
まあまあ。
普段自分が読まないような本が紹介されていてよい。
もっと難しい本も読んだ方が良いのかなあ。
まあ、興味のない分野の本も読んだ方が良いのと同じくらいの意味で
難しい本も読んでみても良いんだろうなあ。
■本書をきっかけにいつか読んでみる
・幸田露伴 努力論
・ショウペ...続きを読むンハウエル 読書について
・梅棹忠夫 知的生産の技術
・P・G・ハマトン 知的生活
・カーネギー自伝
・フランクリン自伝
評価基準-----------------
★:お勧めしない
★★:一度読んでも良いかも。
★★★:まあまあお勧め。
★★★★:今後何度も読み返すと思う。
★★★★★:すばらしい。人生のバイブル級。